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ものづくし (click in the world!)

2007年08月19日

『ダウン・アンド・アウト・ブルース』 by サニー・ボーイ・ウィリアムスン(Sonny Boy Williamson Sings "Down And Out Blues")

例によって、ジャケット買いの一枚。
路上に横たわる、どこから観てもホームレス(サニー・ボーイ・ウィリアムスン IISonny Boy Williamson II)ことライス・ミラー(Rice Miller)かと想ってしまった程。21世紀(the 21st. century)の最初の十年の、最終コーナーに差し掛かった現在制作された新作ならばいざ知らず、1959年発表の作品ならば、そんな下手な演出等しない。勿論、ホンモノのヤバい親爺なのだ。

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2007年07月21日

『カット』 by スリッツ("Cut" by The Slits)

このシリーズ前に紹介したスプリームスThe Supremes)が、1960年代を代表する女性グループだとしたら、パンクPunk)以降の音楽を代表する女性グループが、このスリッツ(The Slits)。勿論、一般的な知名度とかはスプリームスThe Supremes)に遥かに劣ってしまうけれども、その衝撃性とか彼らの立ち位置とかは、"女性"というこの形容句が必要なのだろうか?という程に、オリジナリティーに満ちている。


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2007年06月23日

"Love Child" by Diana Ross And The Supremes

もちろん、「恋はあせらずYou Can't Hurry Love)」や「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ (Stop! In The Name Of Love)」は大好きだけれども、なぜだか個人的にはスプリームスThe Supremes)のベスト・チューンは、このアルバムの表題曲「ラブ・チャイルドLove Child)」という事になっています。
それは何故かと言うと、あの曲のオープニング、イントロから唄が入るまでのぐんぐんと高みに持って行く高揚感が好きだからなんです。

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2007年05月27日

試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか?(第四部)

前回では、本論から脇にそれて大きな寄り道をして、映画『羅生門(Rashomon)』で杣売を演じた志村喬Takashi Shimura)という俳優を論じている訳ですが、本稿もそのままさらなる迂回路を辿って行きます。

これまでの記事はこちらにあります。
試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか? 第一部
試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか? 第二部
試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか? 第三部

例えば、映画『ゴジラ(Godzilla)』で志村喬Takashi Shimura)が演じた山根恭平博士をみてみよう。

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2007年05月19日

試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか?(第三部)


前回で、芥川龍之介(Ryunosuke Akutagawa)の小説『薮の中』が小説『羅生門』の続編であり、『羅生門』の最期で行方知れずになった主人公の下人が後の、『薮の中』の証人のひとり、盗賊の多襄丸となった様に解読(この場合は、誤読か?)できると、書いた。
ならば、それを受けて、『羅生門』の続編『薮の中』という流れで、映画『羅生門(Rashomon)』を再構築出来ないだろうか?
これが、本編の趣旨(の筈)ですが、あらぬ方向に暴走してしまっています(苦笑)。
これまでの文章を読んでいないで、突然にこのページにぶつかってしまった方は、下に記したこれまでの論考を御確認願います。

試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか? 第一部
試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか? 第二部

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2007年05月12日

試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか?(第二部)


第一部である前回の記事はこちらです。
でも、必ずしも第一部を読まなくて、ここから読み始めても良い様に構成されているので御心配なく。
ここでは、映画『羅生門(Rashomon)』の原作となった芥川龍之介(Ryunosuke Akutagawa)のふたつの短編小説と、さらに芥川龍之介(Ryunosuke Akutagawa)がその下敷きにした『今昔物語集』のふたつの説話文学について書くつもりだからです。

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2007年05月06日

試論:映画『羅生門』をリメイク出来るのか?(第一部)


黒澤明(Akira Kurosawa)監督の映画『羅生門(Rashomon)』のエンディングが気に入らない。こんな無知とも無謀とも言える暴言を無担保で言い放つからこういう事になる。申し訳ないが、しばらくおつきあい頂きたい。もしも、映画『羅生門(Rashomon)』をリメイクするのならば...。

1951年にヴェネチア国際映画祭Internazionale D'arte Sinematografica Di Venezia)でグランプリを受賞して、黒澤明(Akira Kurosawa)という名前を全世界に轟かせた本作、日本映画界の絶頂期にあったこの幸福な作品に大鉈をふりかざして、切り苛んでしまおうという、すぷらったSplatter Picture aka Slasher Movie)な妄想大爆発の企画記事、果たして、どうなる事にあいなりますでしょうか?

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2007年04月28日

"The Fillmore Concerts" by The Allman Brothers Band


と、いうわけで、いつもの様に稚拙な、模写とも言えない様な悪戯描きが右横に掲載されているわけだけれども、タイトルに掲げられているアーティスト名と作品名を見比べて、違和感を感じている方も多々いらっしゃる事でしょう。
本作品は、この作品がオリジナルな形態で発表されてから、20周年が経過した事を記念して発表されたものです。

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2007年04月21日

眼玉の冒険:田の中勇参江

確かに、田中麗奈はなんのメイクもしなくても猫娘にそっくりだねぇなんて、戯けた事をほざく前に、ちゃあんと田の中勇目玉親爺に、キャスティングされている事にホッとする。
勿論、これは実写版映画『ゲゲゲの鬼太郎』の話なんだけれどもね。

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2007年04月11日

実写版『ヤッターマン』を勝手にキャスティングしてみる


タツノコ・プロのアニメ作品『ヤッターマン』の実写版映画の制作が決定したと、配給元の日活が発表した。
決定したと言っても、監督が三池崇史、メカ&キャラクターデザインは寺田克也というところ以外は、未定の模様。なので、勝手にキャスティングしてみました(ニュース詳細はこちらを御覧下さい)。

キャスティングの基準は、
誰に「おしおきだべぇ〜」と言わせたいのか?
誰に「ポチッとな」と言わせたいのか?
そして、
誰に「やっておしまい」と言ってもらいたいのか?
と、言う事です。

ちなみに画像は『タイムボカン・シリーズ ヤッターマン オリジナル・サウンドトラック』です。

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2007年03月24日

『イヴェント '76』 by アレア(Event '76 by Area)


ジャケットは、ボリス・カーロフBoris Karloff)主演の映画『フランケンシュタイン(Frankenstein)』の一挿話から。
少女と邂逅した"怪物(The Monster)"がほんの一瞬の癒しを得るシーンで、この後に二人の遭遇は悲劇的色彩を帯びる訳だけれども、ここでは"怪物(The Monster)"は、その意味を訝しがりながらも少女から手渡された一輪の花を手にし、少女の顔には笑みが浮んでいる。

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2007年03月11日

月光仮面は誰でしょう?


スーパーマンSuperman)はクリプトン星Krypton)人カル=エルKal-El)ことクラーク・ケントClark Joseph Kent)で、バットマンBatman)はブルース・ウェインBruce Wayne)、スパイダーマンSpider-Man)はオリジナルのマーベル・コミック(Marvel Comic)版ではピーター・パーカーPeter Parker)で、原作:平井和正&作画:池上遼一コンビの日本版劇画では小森ユウだ(この日本版はすんごい作品ですよ)。

ウルトラマンハヤタ・シンで、ウルトラセブンモロボシ・ダンで、帰ってきたウルトラマンはえぇと郷秀樹だ。
仮面ライダー一号は本郷猛で、二号は一文字隼人で、V3風見志郎で、それからそれから....

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2007年02月25日

ライヴ・フロム・サウンドスケープ by サン・ラ・アーケストラ(Live from Soundscape by Sun Ra Arkestra)


サン・ラSun Ra)という人物がナニモノであり、彼が率いるアーケストラhis Arkestra)がナンなのかを語る前に、先ずはこれを聴いてもらいたい。
ハル・ウィルナーHal Willner)のプロデュースによる一連のトリビュート企画の第4作『Stay Awake: Various Interpretations of Music from Vintage Disney Films』 に収録されている「Pink Elephants On Parade」。

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2007年02月23日

犯罪を見逃さない


暖かくなったのと陽が永くなった性だろう、陽射しを浴びながら移動する事も増えて来た。
信号待ちでぼんやりしていると、ねめつける様な視線を感じて、気になってしかたがない。
なんだろうなんだろうと、ずっと悩んでいたら、どうやらバスやらワゴン車やらの車体横に張り付けてあるこいつがその正体らしい。

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2007年02月07日

林檎な話


"なぜ流行歌には林檎が好まれるのか。そんなこと、私に分るはずがない"と結んでおきながら、戦前のヒット曲の「林檎の木の下で」も並木路子リンゴの唄」も美空ひばりリンゴ追分」も書き連ねているのが、澁澤龍彦の真骨頂。かの荒俣宏から大魔王を贈られるだけの事はある。
図版はその文章で澁澤龍彦が紹介している『ジョン・リンドレ−英国果実図説(John Lindley
"Pomologia Britannica")』より。

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2006年12月23日

"FIRE" by OHIO PLAYERS


何も言わなくても、ジャケットを観ればどんな音楽なのかすぐに分かってしまう、そういう秀逸なジャケットの見本の様な作品です。

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2006年12月02日

宮内國郎逝く


そしてその日曜夜07:00の劈頭を飾った、印象深いオープニング・テーマを産み出した宮内國郎も逝ってしまった。

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2006年12月01日

実相寺昭雄逝く

勿論、リアルタイムで毎週日曜日夜07:00から観ていたクチだから、何から語り出していいのか、解らない。と、言う割にはウルトラ・シリーズの作品しか観た事がないという不届者です(『帝都物語』は劇場で観た!)。
seven43.jpg「実相寺カット」と呼ばれる、遠近感を強調した歪んだアングルや、登場人物を深く呑込む逆光線の闇や、人物の表情は愚かその皮膚と筋肉の動きまでをも映し出す奇妙なアップ・ショットと、それとは全く逆の超ロング・ショットで演じられる心理劇...。
それは僕が他のどの映像作家の作品よりも最も早い時期に体験した、観る快楽でした。

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2006年11月30日

グガン:イントロデューシング・タケオ・モリヤマ by 山下洋輔トリオとブラス12


山下洋輔の良き聴き手とは断言出来ないし、まぁ、もともと断言する必要はないと思うのだけれども、それよりは、山下洋輔の良き読み手かもしれないという、奢った邪な考えは時折、頭の中を掠めるのだ。

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2006年11月18日

実写版『ルパン三世』を考える 後半

前回はこちら


勿論、宮崎駿の『カリオストロの城』のリメイクでもなければ、既に存在している実写版『念力珍作戦』の焼き直しでもなく、モンキー・パンチの原作の世界観の映画化という事を考えています。
zenigata.jpg
と、いうのはややもとすればコメディ・リリーフ的な立ち回りを要求される銭形警部のあり方を再考したいから。ミステリに限らず、追う側と追われる側の物語(恋愛も含めてね)である以上、双方が対等の能力や智力を有していないと、そこに物語や登場人物に魅力が生じない筈だから。
だから、『ルパン三世』の物語を四人の男と独りの女という構造で考えて、とにかくイカした(←死語)四人の男性とひとりの成熟した女性の物語という設定で、キャスティングしてみました。
だから、ルパン次元五ェ門銭形のキャスティングは相互入れ替えが可能かもしれません。

前回同様、この記事を書くきっかけを与えてくれた『不知火検校』の K・Tさんに感謝します。

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