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ものづくし (click in the world!)

2011年11月20日

『マーキー・ムーン (MARQUEE MOON)』 by テレヴィジョン (TELEVISION)


総てがあらかじめ用意周到に仕組まれた物語だとしたら、あまりにも遺漏や破綻ばかりが目立ってしまう。幾重にも手筈が整った筈の伏線は、その殆どが機能せずに、突然に終焉が告げられてしまうのだから。
しかし、だからと言って、それとは逆に、総てが偶然の連続が織り成した奇蹟や幸運の綾だと言うには、あまりにも出来すぎた物語なのだ。

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2011年10月23日

dedicated to Brigitte Helm acted as Maria and The Maschinenmensch in the movie "Metropolis"

Ja tvoi sluga, Ja tvoi Rabotnik (I'm your slave, I'm your worker.)

collaged from still photos from the movie "Metropolis" directed by Fritz Lang.
You can find original still photos from here. there and everywhere.

"Deux ou trois choses que je sais d'elle (2 or 3 Things I Know About Her)"
If you want to know about the movie directed by Jean-Luc Godard, please check this page.
But, if you want to know about her, please check this page.

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2011年10月16日

"THE WORLD WON'T LISTEN" by THE SMITHS


『誰も聴きたいとは思わないだろう / ザ・ワールド・ウォント・リッスン (The World Won't Listen)』とは、あまりにも辛辣な上に尊大なタイトルだけれども、これが彼ら [敢て彼らと書くけれども] のやり口なのだ。
充分に注意したがいい。

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2011年09月25日

dedicated to Traci Lords

It's something real that I can't touch. Eyes, skin, bone, contour, language as a flower.

collaged from some images of Traci Lords' photos.
If you want to see original images, please check here, there and everywhere.

In some linked websites, there is a possibility of the adult site where the minor is prohibited from accessing it.

"Deux ou trois choses que je sais d'elle (2 or 3 Things I Know About Her)"
If you want to know about the movie directed by Jean-Luc Godard, please check this page.
But, if you want to know about her, please check this page.

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2011年09月18日

『ヨーロッパのオーティス・レディング (LIVE IN EUROPE)』 by オーティス・レディング (OTIS REDDING)


アルバム冒頭から最高潮なのである。オーティス・レディング (Otis Redding) 登場前の、彼を呼び込むMCからヒート・アップしていて、主役を呼び込むコール・アンド・レスポンスの時点で既に、クライマックスに達している。
O-T-I-S-R-E-D-D-I-N-G、この11文字を発っしているあいだの待ちきれなさとまどろっこしさと絶頂に次ぐ絶頂は、もしかしたらジェームス・ブラウン (James Brown) のマント・ショー (It's A Man's Man's World) に匹敵するかもしれない。
だから、この一瞬でぶつりと音源がぶち切れたらどうなるのだろう。悶絶死を遂げるかもしれない。
しかし、それと同時に、瞬間の美しさを永遠に遺したものとして、類稀なる記録として称賛されてしまうのかもしれない。

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2011年08月28日

dedicated to Noe Ito acted by Mariko Okada in the movie "Eros Plus Massacre" directed by Yoshishige Yoshida

"吹けよ風、呼べよ嵐 : One of these days, I'm going to cut you into pieces"

inspired from the movie "Eros Plus Massacre" directed by Yoshishige Yoshida in 1970.
In this movie Noe Ito is the heroin, acted by Mariko Okada.

"Deux ou trois choses que je sais d'elle (2 or 3 Things I Know About Her)"
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2011年08月21日

『クイーン II (Queen II)』 by クイーン (Queen)


もしも仮に、彼らが本作品とこれを継承する同傾向の作品群だけを遺して、解散してしまっても、彼らとこの作品は、きちんとした評価を与えられて、ロックの歴史の中に収まるべき場所を見出したに違いないのだ。
例えそれが、音楽的な実績や評価とは隔たった、ビッグ・イン・ジャパン (Big In Japan) と揶揄される、十代の少女達の熱狂的な支持だけをとりだしても、である。

しかし、実際には、バンドはこの作品から遥かに遠い旅路へと歩み続け、そしてそれと同時に遥かなる高みへとも到達してしまう。

では、この作品はその起点なのかと問われれば、それに対する回答は、呂律が廻らないものとなるだろう。
この作品には確かに、後に昇華されるべき、バンドの総てのエッセンスが濃縮されているのに違いないのだけれども、決して原点でも出発点でもターニング・ポイントでもないのだ。

では、一体、これはなんなのだろうか。

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2011年07月31日

dedicated to Meret Oppenheim : Take Freedom Nobody Gives

Freedom, You've Gotta Give For What You Take

inspired from "Meret Oppenheim, nue lisant" photo by Man Ray, 1933.

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2011年07月17日

"BIRD & DIZ" by CHARLIE PARKER / DIZZY GILLESPIE


例えば映画『勝手にしやがれ (A bout de souffle)』 [ジャン=リュック・ゴダール (Jean-Luc Godard) 監督作品 1959年制作] のこんなシーン。
つまらない事から殺人を犯してしまった主人公ミシェル・ポワカール / ラズロ・コバクス (Michel Poiccard / Laszlo Kovacs) [演:ジャン=ポール・ベルモンド (Jean-Paul Belmondo)] がパリの街を奔走している最中に、あるパレードに遭遇してしまい、思いどおりの行動がとれずに、街中をじりじりと蠢き回る。
この処女作品の、と同時にジャン=リュック・ゴダール (Jean-Luc Godard) の代表的な演出技法である即興を語る有名なシーンだけれども、この時に流れるべき音楽は、この作品で演奏された楽曲ではなかったろうか。

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2011年06月26日

dedicated to Michelle Pfeiffer as Catwoman aka Selina Kyle : say "Hell here" not "Hello There"

I'm dead in love again

Michelle Pfeiffer as Catwoman aka Selina Kyle on the movie "Batman Returns" directed by Tim Burton 1992

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2011年06月19日

『「水中 JOE」 想い出波止場II』 by 想い出波止場


本家ボアダムズ (Boredoms) をタチの悪い冗談の様なファンク・バンドと呼ぶ事が出来るとしたら、その派生系のひとつである想い出波止場 (Omoide Hatoba) は、徹頭徹尾ロック・バンドなのである。
勿論、前の文章に出た「タチの悪い冗談」とは褒め言葉であるし、「本家」とか「派生系」という呼称は、便宜上のものでしかない事は、留意して欲しい。少なくとも後者に関しては、両方のバンドに在籍した実績をもつ、「本家」とか「派生系」と呼ばしめる主の山本精一 (Yamamoto Seiichi) の音楽活動全体を眺めれば、そんな区分けが無意味である事はすぐに解るだろうから。
でないと、これから後の文章に登場する、微妙な言い回しの様々な修辞語のひとつひとつが、誤読される怖れがあるのだ。
とは言うものの、その誤読の結果、これを読むあなたが、産まれて初めて想い出波止場 (Omoide Hatoba) というロック・バンドに興味を持ってくれるのであるのならば、それはそれに越した事はない。
と、書いてしまっては、話はややこしくなる一方なのだが(笑)。
そして、こんな読むモノを混乱させるばかりの弄説を弄んでいる一方で、ここまでの短い文章に二度も登場した「ロック・バンド」という呼称は、なんの衒いも躊躇いもなく起用している修辞語だから、安心して欲しい。
あなたの想い描く典型的な「ロック・バンド」そのものをイメージしてもらってなんの問題もないのだ。

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2011年05月29日

dedicated to Tamara de Lempicka The Woman On Green

nothing seems right in cars

Tamara de Lempicka 1930s ca

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2011年05月15日

"NEVERMIND" by NIRVANA


東京で秋だった。だがその夏の暑さにそのまんま引き連られている様な、明るい陽が射していた様な記憶がある。その年の夏が暑かったのかどうか、そんな事は憶えていない。渋谷の街の至る所に大型のレコード店舗がひしめき合っていて、その陳列棚は今よりももっと眩しくて明るく客を呼び込んでいた。手書のポップの文字が小躍りし、蛍光色で飾られ、読みにくい文字はさらに読みにくくなっていたけれども、その読みにくさがCDを手に取らせるのだ。
1991年の事だ。

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2011年05月01日

dedicated to Charlotte Rampling Photo By Helmut Newton In 1973

A thousand dreams that would awake me

Charlotte Rampling photo by Helmut Newton in 1973 as Wanda von Dunajew created by Leopold von Sacher-Masoch.

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2011年04月17日

『モンクス・ミュージック (MONK'S MUSIC)』 by セロニアス・モンク (THELONIOUS MONK SEPTET)


セロニアス・モンク (Thelonious Monk) が演奏する映像を観ると、吃驚してしまう。それは演奏途中にいきなり、ピアノ (Piano) を離れて踊り出してしまうからではない。そんな事を言い出したら、キース・ジャレット (Keith Jarrett) の立場がないではないか。セロニアス・モンク (Thelonious Monk) と違って、ソロ演奏をするキース・ジャレット (Keith Jarrett) はピアノ (Piano) の呪縛から逃れられないのだから。

そうではない。
彼、セロニアス・モンク (Thelonious Monk) が常に捜し物をしながら、そしてそれを見出せずに、常に捜し倦ねているからなのだ。

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2011年04月04日

dedicated to Junko Fuji : They Call Her Dragon

Let you see my scarlet peony tattoo if you want to.
And let me you die.

Junko Fuji as "Hibotan no Oryu"in the movie ""Hibotan Bakuto: Oryu Sanjo" aka "Red Peony Gambler: Oryu's Return"" directed by Tai Kato.

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2011年03月20日

『ジョンの魂 (John Lennon / Plastic Ono Band)』 by ジョン・レノン / プラスティック・オノ・バンド (John Lennon / Plastic Ono Band)


出逢ったのは10代の頃だけれども、未だ数える程しか聴いていない。
駄作やら愚作やら失敗作ならば、当たり前の事象だけれども、この作品はそうではない。
大好きなのだ。傑作なのだ。そして、だからこそ、日常的に聴ける作品ではないのだ。
この作品を聴くには、覚悟もいるし決意もいる。
ぼくの言いたい事が解るだろうか。

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2011年02月20日

『カッワリーの王者 (Shahen - Shah)』 by ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン - カッワール・アンド・パーティ(NUSRAT FATEH ALI KHAN - QAWWAL PARTY)


ゆったりと響き始める男声コーラス。それを導く様に、もしくはそれに導かれる様に、ハルモニウム (harmonium) の旋律とタブラ (Tabala) によるゆるやかなビートが谺する。これらの音々が創り出す、穏やかなグルーヴに浸っていると、そのしじまのうねりからすこしづつはずれだした、豊かな男声が響き始める。その男声は、次第次第に高みを目指し、遥か彼方の天上を目指しているかの様に、高く高く飛翔する。

その声の主が、ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン (Nusrat Fateh Ali Khan) である。

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2011年01月16日

"Automatic" by THE JESUS AND MARY CHAIN


リュミエール兄弟 (Auguste et Louis Lumiere) の逸話から書き始める映画史はあって当然なのだけれども、それと同様に、ブルース・リー (Bruce Lee) から書き始める映画史や、ナイト・オブ・ザ・リビングデッド (Night Of The Living Dead)』 [ジョージ・A・ロメロ (George Andrew Romero) 監督作品 1968年制作] から書き進める映画史も必然の賜物なのだ。
そして、それと同じ理由でジーザス & メリーチェイン (The Jesus and Mary Chain) が巻頭を飾る音楽史があっても、それは然るべきモノなのである。

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2010年12月19日

『IZUMIYA・SELF COVERS』 by 泉谷しげる


まごう事なきロック・アルバムである。頑強で強固で盤石の音楽を聴く事が出来る。と、同時に、頑迷で頑固で融通の利かない心情が吐露されている。

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