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2011年09月18日

『ヨーロッパのオーティス・レディング (LIVE IN EUROPE)』 by オーティス・レディング (OTIS REDDING)


アルバム冒頭から最高潮なのである。オーティス・レディング (Otis Redding) 登場前の、彼を呼び込むMCからヒート・アップしていて、主役を呼び込むコール・アンド・レスポンスの時点で既に、クライマックスに達している。
O-T-I-S-R-E-D-D-I-N-G、この11文字を発っしているあいだの待ちきれなさとまどろっこしさと絶頂に次ぐ絶頂は、もしかしたらジェームス・ブラウン (James Brown) のマント・ショー (It's A Man's Man's World) に匹敵するかもしれない。
だから、この一瞬でぶつりと音源がぶち切れたらどうなるのだろう。悶絶死を遂げるかもしれない。
しかし、それと同時に、瞬間の美しさを永遠に遺したものとして、類稀なる記録として称賛されてしまうのかもしれない。

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2011年08月21日

『クイーン II (Queen II)』 by クイーン (Queen)


もしも仮に、彼らが本作品とこれを継承する同傾向の作品群だけを遺して、解散してしまっても、彼らとこの作品は、きちんとした評価を与えられて、ロックの歴史の中に収まるべき場所を見出したに違いないのだ。
例えそれが、音楽的な実績や評価とは隔たった、ビッグ・イン・ジャパン (Big In Japan) と揶揄される、十代の少女達の熱狂的な支持だけをとりだしても、である。

しかし、実際には、バンドはこの作品から遥かに遠い旅路へと歩み続け、そしてそれと同時に遥かなる高みへとも到達してしまう。

では、この作品はその起点なのかと問われれば、それに対する回答は、呂律が廻らないものとなるだろう。
この作品には確かに、後に昇華されるべき、バンドの総てのエッセンスが濃縮されているのに違いないのだけれども、決して原点でも出発点でもターニング・ポイントでもないのだ。

では、一体、これはなんなのだろうか。

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2011年07月17日

"BIRD & DIZ" by CHARLIE PARKER / DIZZY GILLESPIE


例えば映画『勝手にしやがれ (A bout de souffle)』 [ジャン=リュック・ゴダール (Jean-Luc Godard) 監督作品 1959年制作] のこんなシーン。
つまらない事から殺人を犯してしまった主人公ミシェル・ポワカール / ラズロ・コバクス (Michel Poiccard / Laszlo Kovacs) [演:ジャン=ポール・ベルモンド (Jean-Paul Belmondo)] がパリの街を奔走している最中に、あるパレードに遭遇してしまい、思いどおりの行動がとれずに、街中をじりじりと蠢き回る。
この処女作品の、と同時にジャン=リュック・ゴダール (Jean-Luc Godard) の代表的な演出技法である即興を語る有名なシーンだけれども、この時に流れるべき音楽は、この作品で演奏された楽曲ではなかったろうか。

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2011年06月19日

『「水中 JOE」 想い出波止場II』 by 想い出波止場


本家ボアダムズ (Boredoms) をタチの悪い冗談の様なファンク・バンドと呼ぶ事が出来るとしたら、その派生系のひとつである想い出波止場 (Omoide Hatoba) は、徹頭徹尾ロック・バンドなのである。
勿論、前の文章に出た「タチの悪い冗談」とは褒め言葉であるし、「本家」とか「派生系」という呼称は、便宜上のものでしかない事は、留意して欲しい。少なくとも後者に関しては、両方のバンドに在籍した実績をもつ、「本家」とか「派生系」と呼ばしめる主の山本精一 (Yamamoto Seiichi) の音楽活動全体を眺めれば、そんな区分けが無意味である事はすぐに解るだろうから。
でないと、これから後の文章に登場する、微妙な言い回しの様々な修辞語のひとつひとつが、誤読される怖れがあるのだ。
とは言うものの、その誤読の結果、これを読むあなたが、産まれて初めて想い出波止場 (Omoide Hatoba) というロック・バンドに興味を持ってくれるのであるのならば、それはそれに越した事はない。
と、書いてしまっては、話はややこしくなる一方なのだが(笑)。
そして、こんな読むモノを混乱させるばかりの弄説を弄んでいる一方で、ここまでの短い文章に二度も登場した「ロック・バンド」という呼称は、なんの衒いも躊躇いもなく起用している修辞語だから、安心して欲しい。
あなたの想い描く典型的な「ロック・バンド」そのものをイメージしてもらってなんの問題もないのだ。

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2011年05月15日

"NEVERMIND" by NIRVANA


東京で秋だった。だがその夏の暑さにそのまんま引き連られている様な、明るい陽が射していた様な記憶がある。その年の夏が暑かったのかどうか、そんな事は憶えていない。渋谷の街の至る所に大型のレコード店舗がひしめき合っていて、その陳列棚は今よりももっと眩しくて明るく客を呼び込んでいた。手書のポップの文字が小躍りし、蛍光色で飾られ、読みにくい文字はさらに読みにくくなっていたけれども、その読みにくさがCDを手に取らせるのだ。
1991年の事だ。

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2011年04月17日

『モンクス・ミュージック (MONK'S MUSIC)』 by セロニアス・モンク (THELONIOUS MONK SEPTET)


セロニアス・モンク (Thelonious Monk) が演奏する映像を観ると、吃驚してしまう。それは演奏途中にいきなり、ピアノ (Piano) を離れて踊り出してしまうからではない。そんな事を言い出したら、キース・ジャレット (Keith Jarrett) の立場がないではないか。セロニアス・モンク (Thelonious Monk) と違って、ソロ演奏をするキース・ジャレット (Keith Jarrett) はピアノ (Piano) の呪縛から逃れられないのだから。

そうではない。
彼、セロニアス・モンク (Thelonious Monk) が常に捜し物をしながら、そしてそれを見出せずに、常に捜し倦ねているからなのだ。

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2011年03月20日

『ジョンの魂 (John Lennon / Plastic Ono Band)』 by ジョン・レノン / プラスティック・オノ・バンド (John Lennon / Plastic Ono Band)


出逢ったのは10代の頃だけれども、未だ数える程しか聴いていない。
駄作やら愚作やら失敗作ならば、当たり前の事象だけれども、この作品はそうではない。
大好きなのだ。傑作なのだ。そして、だからこそ、日常的に聴ける作品ではないのだ。
この作品を聴くには、覚悟もいるし決意もいる。
ぼくの言いたい事が解るだろうか。

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2011年02月20日

『カッワリーの王者 (Shahen - Shah)』 by ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン - カッワール・アンド・パーティ(NUSRAT FATEH ALI KHAN - QAWWAL PARTY)


ゆったりと響き始める男声コーラス。それを導く様に、もしくはそれに導かれる様に、ハルモニウム (harmonium) の旋律とタブラ (Tabala) によるゆるやかなビートが谺する。これらの音々が創り出す、穏やかなグルーヴに浸っていると、そのしじまのうねりからすこしづつはずれだした、豊かな男声が響き始める。その男声は、次第次第に高みを目指し、遥か彼方の天上を目指しているかの様に、高く高く飛翔する。

その声の主が、ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン (Nusrat Fateh Ali Khan) である。

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2011年01月16日

"Automatic" by THE JESUS AND MARY CHAIN


リュミエール兄弟 (Auguste et Louis Lumiere) の逸話から書き始める映画史はあって当然なのだけれども、それと同様に、ブルース・リー (Bruce Lee) から書き始める映画史や、ナイト・オブ・ザ・リビングデッド (Night Of The Living Dead)』 [ジョージ・A・ロメロ (George Andrew Romero) 監督作品 1968年制作] から書き進める映画史も必然の賜物なのだ。
そして、それと同じ理由でジーザス & メリーチェイン (The Jesus and Mary Chain) が巻頭を飾る音楽史があっても、それは然るべきモノなのである。

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2010年12月19日

『IZUMIYA・SELF COVERS』 by 泉谷しげる


まごう事なきロック・アルバムである。頑強で強固で盤石の音楽を聴く事が出来る。と、同時に、頑迷で頑固で融通の利かない心情が吐露されている。

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2010年11月22日

『エレクトリック・レディランド (ELECTRIC LADYLAND)』 by ジミ・ヘンドリックス (The Jimi Hendrix Experience) disc two


前回のdisc oneでは、作品のフォーマットの話に終始したから、今回はジミ・ヘンドリックス (Jimi Hendrix) の音楽について語りたい。
なにやら群盲象を撫でる (den Wald vor lauter Baeumen nicht sehen) 様な気がしないでもないのだけれども、音楽を語る事ソレ自体が、そういう徒労じみた行為なのだから。
と、自戒の様な諦念の様な戯言をほざいてから、書き始めてみる。

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2010年11月21日

『エレクトリック・レディランド (ELECTRIC LADYLAND)』 by ジミ・ヘンドリックス (The Jimi Hendrix Experience) disc one


先ずはアルバム・カヴァーの話から。

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2010年10月17日

『ジミー・ジュフリー 3, 1961 (Jimmy Giuffre 3, 1961)』 by ジミー・ジュフリー 3 (Jimmy Giuffre 3)


不思議なアルバムである。
癒し系のヒーリング・ミュージック (Healing Music) として聴く事も出来るし、とってもアグレッシヴなフリー・フォームのジャズ (Free Jazz) として聴く事も出来る。
それは、クラリネット (Clarinet)、ピアノ (Piano)、ベース (Bass) という変則的な構成に所以するものかもしれないし、この作品に関わったミュージシャンの出自とこれ以降の活動に起因するものかもしれない。
それとも、この作品を発表 / 発売したレーベルの所作によるものなのだろうか?

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2010年09月19日

『軋轢』 by FRICTION


例えば、"日本のロック"名盤 (Japanese Rock Best Album) **選を編めば、確実にエントリーする作品であるのは間違いないだろうし、世界中の作品をその対象とした"パンク"名盤 (Punk RocK Greatest Album) **選を編めば、それにも確実にエントリーされなければならない作品である。

にも関わらずに、この作品は、到達点でもなければ出発点でもない。この作品に関わったモノ達にとっては、単なる通過点のひとつでしかないのだ。

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2010年08月15日

"HERE COME THE WARM JETS" by ENO


あらためて書くまでもないことだけれども、今年の夏は猛暑日 (Heat Wave) が続いていて、しかも今日は終戦記念日 (Victory Over Japan Day)。65年前の今日も相当暑かったと聴いている。
映画『日本のいちばん長い日 (Japan's Longest Day)』[岡本喜八 (Kihachi Okamoto) 監督作品] で、いちばん印象的なシーンも、黒沢年雄演じる陸軍省軍事課 (The Military Affairs Section Of The Army Ministry Of Japan) 畑中健二 (Kenji Hatanaka) 少佐 (Major) が、油の切れた自転車を必死にこいで東京を奔走する、その汗まみれの姿なのだ。
だから嗚呼、今日の東京の風は、ウォーム・ジェット (Warm Jets)どころの騒ぎぢゃあない、これはホット・ジェット (Hot Jets)、もしくはヒート・ジェット (Heat Jets)と呼ぶべきものだ、とくだを巻 (Ramble On) きたくなるが、気にしないでくれ。

これは本題なんかぢゃあない。単なる導入部なんだ。

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2010年07月19日

『地獄に堕ちた野郎ども (DAMNED DAMNED DAMNED)』 by ダムド (THE DAMNED)


シングル・レコードを最も早く発表し、デヴュー・アルバムを最も早く発表し、そして最も早く解散したその上に、最も早く再結成したパンク・バンド。
ダムド (THE DAMNED) をパンク・バンドという切り口で紹介するには、最も早くて最も解りやすい口上が、上の一文である。あと、もうひとつやふたつやみっつくらいは"最も早い〜パンク・バンド"という称号があてはまる様な気がしたけれども、忘れてしまった。
でも、まぁ、いいや。
1977年発表の彼らのファースト・アルバムである本作『地獄に堕ちた野郎ども (DAMNED DAMNED DAMNED)』を紹介するには、これで充分だろう。

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2010年06月20日

"BASS ON TOP" by PAUL CHAMBERS


マイルス・デイヴィス (Miles Davis)・クインテットと呼ばれるユニットはふたつあって、ジョン・コルトレーン (John Coltrane : ts)、レッド・ガーランド (Red Garland : p)、ポール・チェンバース (Paul Chambers : b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ (Philly Joe Jones : dr) による第一期 [1955年〜1960年] と、ウェイン・ショーター (Wayne Shorter : ts)、ハービー・ハンコック (Herbie Hancock : p)、ロン・カーター (Ron Carter : b)、トニー・ウィリアムス (Tony Williams : dr) による第二期 [1964年〜1968年] である。
余談だけれども、後にV.S.O.P. : Very Special Onetime Performanceとして再結集する後者のサウンドの要はウェイン・ショーター (Wayne Shorter : ts) でもハービー・ハンコック (Herbie Hancock : p) でもなくてトニー・ウィリアムス (Tony Williams : dr) だと思っている。
その理由は今回は書かないけれども、それと同じ様な理由で、前者の要はポール・チェンバース (Paul Chambers : b) だと思っているのだ、実は。
ちなみに第二期のベーシストであるロン・カーター (Ron Carter : b) に関しては、こちらで述べられている論調を肯定したくなるのだが、果たして...。

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2010年05月16日

『追憶のランデヴー (Versions Jane)』 by ジェーン・バーキン (Jane Birkin)


歳をとる程、きみはいいおんなになった。

この台詞。言った方のおとこからみれば、おもいっきりの褒め言葉のつもりかもしれないが、果たして、言われた方のおんなには、どんな言葉として響くのか。

だからと言って、周りの女性達に感想を求めるのも野暮というものだし、それ以前に、この言葉が当て嵌まる様な御婦人には、残念ながらぼくの周囲にはいない。

にも関わらずに、こんな言葉をふと想い出してしまったのは、本稿の主人公、ジェーン・バーキン (Jane Birkin) が、正にこの言葉どおりの女性だからだ。

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2010年04月18日

"Distinto, diferente" by JUAN DE MARCOS AFRO CUBAN ALL STARS


もうもうと感じる熱波と、倦怠感を促す湿度を感じさせるジャケットに魅入られて、ただそれだけで購入してしまったのがブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・バンド (Buena Vista Social Club Band) のファースト・アルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ (Buena Vista Social Club)』。
その際は、そのCDの中でどんな音楽が奏でられているのかも解らず、ライ・クーダー (Ry Cooder) によるプロジェクトである事も解らずに、購入してしまった。
1997年の事である。

そして、そこから促されるかの様に、本稿の主役であるアフロ・キューバン・オール・スターズ (Afro Cuban All Stars) にも出逢ったのだが、さて。

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2010年03月21日

"HOT RATS" by FRANK ZAPPA


フランク・ザッパ (Frank Zappa) のアルバム・ジャケットは大別すると、カル・シュンケル (Cal Schenkel) による悪趣味極まりないヴィジュアルか、それとも、フランク・ザッパ (Frank Zappa) ご本尊の大アップのどちらか、もしくはその両方だったりするのだけれども、本作品は幾分、ニュアンスが違う。
廃墟を想わせる石造りのオブジェ [もしかすると地下納骨堂 (Columbarium) の入口かもしれない] に潜むカーリー・ヘア (Curly Hair) の女性がその頭部と両掌だけをのぞかせている。
そのミステリアスな雰囲気と変調させられた色彩は、なんとなくブラック・サバス (Black Sabbath) のファースト・アルバム『黒い安息日 (Black Sabbath)』や映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (Night Of The Living Dead)』 [ジョージ・A・ロメロ (George A. Romero) 監督作品] のヒロイン(?) カレン (Karen Cooper) [演:カイラ・ション (Kyra Schon)] を連想させたりもする。
しかし、一見、シンメトリー (Symmetry) に観えるそのヴィジュアルは、微妙に傾いでいて、微妙に歪んでいる。
そして、勿論、これまで観て観ないふりをしてきたけれども、そのヴィジュアルを挟む格好で、『FRANK ZAPPA』『HOT RATS』と大書きされているのだった。
しかも、だめ押しで指摘すると、このアート・ワークもカル・シュンケル (Cal Schenkel) の手によるのである。

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