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adventures of t.g.chaung

2006年04月26日

『ファイヴ・ライヴ ヤードバーズ』 by ヤードバーズ(Five Live Yardbirds by Yardbirds)


所謂三大ギタリストを輩出したヤードバーズYardbirds)のファースト・アルバムにしてマーキー・クラブthe Marquee Club)でのライブ・レコーディング・アルバム(当時の雰囲気をプンプン漂わせた言い廻しをすれば実況録音盤)。
ギタリストは勿論、エリック・クラプトンEric Clapton)です。

註:一応、ちゃんと説明しておくと、三大ギタリストとは、本作参加のエリック・クラプトンEric Clapton)、ジェフ・ベックJeff Beck)、そしてジミー・ペイジJimmy Page)の三人。この三人があい前後して参加したバンドが今回の主役、ヤードバーズYardbirds)なんです。

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2006年03月30日

『スラップ・ハッピー』 by スラップ・ハッピー(Slapp Happy by Slapp Happy)


一介の中古レコード店から全世界を網羅するレコードショップ・チェーンと巨大レコード・レーベルを起こしてワールドワイドな成功を手中にしたかと思ったとたんに航空業界に参入し、今やその肩書はナイトKnight)の称号をもつ冒険家で..という根っからのヒッピー根性を相変わらず大爆発させているのが、Virgin Groupサー・リチャード・ブランソンSir. Richard Branson)。その彼のそもそもの出発点となったレコード・レーベル、ヴァージン(Virgin Label)の創世記を語る作品である。
レーベルの最初期に大ヒットを記録したのが、映画『エクソシストTHE EXORCIST)』に起用されたマイク・オールドフィールドMike Oldfield)のアルバム『チューブラー・ベルズTubular Bells)』(1973年発表)なのだけれども、最初のシングル・ヒットはここで紹介する スラップ・ハッピーSlapp Happy)の本作からのシングル・カット曲「カサブランカ・ムーン(Casablanca Moon)」。
タンゴtango)のリズムに哀愁のヴァイオリンが奏でる調べ、コケティッシュな女性ヴォーカルをフィーチュアしたその曲は、1970年代前半にはプログレッシブ・ロックprogressive rock)を、その後半にはパンクpunk)を、1980年代にはニュー・ウェイヴnew wave)をと、時代時代の最先鋭のアーティスト/作品を送りだした同レーベルとは思えない程の、ノスタルジックでアナクロニズムに満ちた、良質なポップ作品である。
但し、それはあくまでも観た目に限っての話。

1974年発表年当時のヴァージン(Virgin Label)レーベルロゴ(図版:左イラスト及びデザインはロジャー・ディーン / Roger Dean)と、現在のヴァージン(Virgin Label)レーベルロゴ(図版:右)。

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2006年02月27日

『恋の自己顕示欲(プロパガンダ)』 by スパークス(PROPAGANDA by SPARKS)


1980年代時代閉息感に満ちているが故に、新しい音楽やカルチャーを胎動させた西ベルリンの事を書く前に、1970年代 ロンドンのゴージャスなポップカルチャーを演出した音楽作品の事を書く(だから、西ベルリンは宿題とさせて頂きます)。

先ずは、いつもの様に、奇妙なジャケットの話から。
猿轡を噛まされ手足を縛られた男が二人、モーターボートに投げ込まれていずこかへ連れ去られる...という、全くもって不可解極まりないセンスを大爆発させているのが、本編の主人公、スパークスSPARKS)である。そして、正に誘拐?されつつあるジャケットの二人、これがその中心人物、というよりもほぼ等号で結ばれるのがメイル兄弟。下の写真、左側が弟のラッセル・メイル(Russell Mael)、右側が兄のロン・メイル(Ron Mael)である。

sparks1.jpg

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2006年01月29日

『ファーストボーン・イズ・デッド』 by ニック・ケイヴ & ザ・バッド・シーズ(THE FIRSTBORN IS DEAD by NICK CAVE & THE BAD SEEDS)


「女の唄なんか歌ってたまるもんか」と内心で思いながらも、結局はライブの最終曲として”女の唄”すなわち、「From Her To Eternity(タイトル自体は邦題『地上(ここ)より永遠(とわ)に』として知られている映画『From Here To Eternity』のパロディ)」を歌わざるをえない男、それがこの男、ニック・ケイヴNICK CAVE)である。
と、言うのは、真実かどうか、俺は知らない。
これは、地上に舞い降りた堕天使と、職を失った地上の天使=空中ブランコ乗りが出会う奇跡を描いた映画、その映画のクライマックス・シーンで演じたニック・ケイヴNICK CAVE)の役回りなのだから。
ちなみに、その映画、『ベルリン・天使の詩ヴィム・ベンダースWim Wenders監督作品)』と言う。

しかし、ニック・ケイヴNICK CAVE)と彼が率いるバンド、ザ・バッド・シーズTHE BAD SEEDS)は、それだけの役回りで出演しているのではない。映画の舞台装置である西ベルリンを象徴するサウンドとして、彼等と彼等の周囲のアーティスト達の音楽が随所に使用されているのだ。
と、いうよりも西ベルリンが生み出した「うた」と「音楽」が彼等なのだ。

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2006年01月02日

『プレゼンス』 by レッド・ツェッペリン(PRESENCE by LED ZEPPELIN) III


例えば、いくつかの古典的なミステリは、まさしく主役の不在そのものが物語を牽引していきます。犯罪者であると同時に物語の探偵役をも引き受ける、M.ルブランMaurice Leblanc)の「アルセーヌ・リュパンArsene Lupin)・シリーズ」や、ミステリの常道をぎりぎりのところで踏みとどまっているA.クリスティーAgatha Christie)の諸作品(例:『そして誰もいなくなった』)等を挙げておきましょう。
いや、そんな具体的な作品や作者を挙げなくても、古典的な本格派ミステリの常道、「犯人はこの中にいる!」という名探偵の台詞を思い出せば、それでよいのかもしれません。

はたして、解決篇として書かれた(筈の)本稿、ものの見事に大団円とあいなりますでしょうか?

ものづくし(click in the world!)  19. -III:

ヒプノシスの観た「プレゼンス」

(アートワーク・オブ・ヒプノシスでのジャケット制作スタッフクレジットより)

THE WORK OF HIPGNOSIS 'WALK AWAY RENE'
アートワーク・オブ・ヒプノシス
ヒプノシス &ジョージ・ハーディ(GEORGE HARDIE) 編著
奥田佑士 訳
宝島社

レッド・ツェッペリン
プレゼンスPRESENCE
1976
スワンソング・レコード
ダブルジャケット
ハッセルブラッド 500C + 50mmレンズ
エクタクローム
フラッシュ撮影
背景はアールズ・コートボート・ショウ
ダイトランスファーによるヌキ合わせ
レタッチ:リチャード(RICHARD MANNING
写真:ポー(オーブレー・パウエル:AUBREY POWELL)、ピーター(PETER CRISTPHERSON
物体のデザインとグラフィック:ジョージ(GEORGE HARDIE
ジャケット・デザイン:ヒプノシス、ジョージ・ハーディ(GEORGE HARDIE

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2005年12月16日

『プレゼンス』 by レッド・ツェッペリン(PRESENCE by LED ZEPPELIN) II


主役の不在(=absence)もしくは非在(=non-resident)によって、物語が如実に語られるというのはよくある構造です。しかも、その物語全体を牽引する大きな力を発揮するのが、その不在/非在(=absence/non-resident)たる主役であるというのも、また、多くの物語の構造をなしています。
また、それは必ずしも物語=フィクションの中だけの話ではなくて、わたしたちの実生活にも多々観られる現象です。
深夜、東京都心の上空を滑空してみれば、その中心を大きな闇が支配しているとかね?

だから、このアルバム・ジャケットが、画面中央にぽつねんとそこにあるその存在(=presence)によって、家族団欒の光景に一種異様な緊張を醸し出しているというのは、特別の操作や技術ではない、という事を押さえておいて下さい。

ものづくし(click in the world!)  19. -II:

ヒプノシスの観た「プレゼンス」

(アートワーク・オブ・ヒプノシスでのジャケット制作スタッフクレジットより)

THE WORK OF HIPGNOSIS 'WALK AWAY RENE'
アートワーク・オブ・ヒプノシス
ヒプノシス &ジョージ・ハーディ(GEORGE HARDIE) 編著
奥田佑士 訳
宝島社

レッド・ツェッペリン
プレゼンスPRESENCE
1976
スワンソング・レコード
ダブルジャケット
ハッセルブラッド 500C + 50mmレンズ
エクタクローム
フラッシュ撮影
背景はアールズ・コートボート・ショウ
ダイトランスファーによるヌキ合わせ
レタッチ:リチャード(RICHARD MANNING
写真:ポー(オーブレー・パウエル:AUBREY POWELL)、ピーター(PETER CRISTPHERSON
物体のデザインとグラフィック:ジョージ(GEORGE HARDIE
ジャケット・デザイン:ヒプノシス、ジョージ・ハーディ(GEORGE HARDIE

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2005年11月30日

『プレゼンス』 by レッド・ツェッペリン(PRESENCE by LED ZEPPELIN)


まずは、この奇妙なアルバム・ジャケットの話から。
デザインを担当したのは、かのヒプノシス(HIPGNOSIS)。
そのデザイン・コンセプトや制作過程などは、今や絶版になって入手困難となっている『アートワーク・オブ・ヒプノシス(原題:THE WORK OF HIPGNOSIS 'WALK AWAYRENE')』で、ヒプノシス(HIPGNOSIS)自らが語ってる。

イギリスのどこか、波止場が見はらせるレストランの様な場所で、英国中産階級を代表する様な家族4人が白いテーブルの上で囲んでいるのは、美味しそうなディナーではなくて、得体の知れない黒いオブジェ。
ジャケットを裏返すと似た様な光景が眼に飛び込んでくる。
出来の悪い男子生徒と彼を心配げに佇む幼馴染みの様な少女(ものの見事なブロンド縦ロール)と、その男子生徒を慈しむかの様な中年の女性教師、その三人が囲んでいる教壇のテーブルにはやはり、漆黒の謎のオブジェ。
そしてさらにダブル・ジャケットを開くと...。
50年代〜60年代を思わせるノスタルジックな光景(つまりは過去:past)に、未来(=future)的なイメーの異物がいずれも存在(=presence)する。
例えて言えば映画『2001年宇宙の旅』の愛すべき狂言廻し、モノリスの様なイメージがそこにある。
しかも、ヒプノシス(HIPGNOSIS)自身の解説に寄れば、それは存在(=presence)と名付けられたオブジェが実は不在(=absence)の象徴でもあるという暗喩でもあるそうだ。

だがしかし、この黒い物体は過去(=past)と未来(=future)を斬り結ぶ現在(=present)と誤読する事もまた可能なのだ。
と、ちょっと某評論家の論調を真似てみたところで、本論はちょいと昔話、つまり過去(=past)の話から始まります。

ものづくし(click in the world!)  19.:

ヒプノシスの観た「プレゼンス」

(アートワーク・オブ・ヒプノシスでのジャケット制作スタッフクレジットより)

THE WORK OF HIPGNOSIS 'WALK AWAY RENE'
アートワーク・オブ・ヒプノシス
ヒプノシス &ジョージ・ハーディ(GEORGE HARDIE) 編著
奥田佑士 訳
宝島社

レッド・ツェッペリン
プレゼンスPRESENCE
1976
スワンソング・レコード
ダブルジャケット
ハッセルブラッド 500C + 50mmレンズ
エクタクローム
フラッシュ撮影
背景はアールズ・コートボート・ショウ
ダイトランスファーによるヌキ合わせ
レタッチ:リチャード(RICHARD MANNING
写真:ポー(オーブレー・パウエル:AUBREY POWELL)、ピーター(PETER CRISTPHERSON
物体のデザインとグラフィック:ジョージ(GEORGE HARDIE
ジャケット・デザイン:ヒプノシス、ジョージ・ハーディ(GEORGE HARDIE

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2005年10月24日

『カフェ・ブリュ』 by ザ・スタイル・カウンシル(CAFÈ BLEU by THE STYLE COUNCIL)


とっちらかったアルバム。
オリジナル・アルバム発表時の1984年にもそう思ったけれども今、あらためて久しぶりに聴き直しても、その感は拭えない。
但し、発表当時はその印象は決してプラスの評価ではなかったが、現在ではとっちらかっているが上に面白えというのが僕個人の感想となっている。
それは、この20年間の間で音楽の聴かれ方がかなり様変わりしたからではないだろうか?

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2005年09月27日

『ブラック・アンド・ホワイト』by ストラングラーズ(BLACK AND WHITE by THE STRANGLERS) black side


本作品が発表されたのは1978年だった。

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2005年09月26日

『ブラック・アンド・ホワイト』by ストラングラーズ(BLACK AND WHITE by THE STRANGLERS) white side


1978年、本作品が発表される。

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2005年09月04日

『アウト・オブ・ザ・クール』 by ギル・エヴァンス (OUT OF THE COOL by THE GIL EVANS ORCHESTRA ) 後篇


僕に音楽業界の仕事の手ほどきを教えてくれた師匠筋にあたるある方から、ご自身のこんなエピソードをかつて聴いた事がある。

アレンジの勉強をしていた頃のこと。その最終課題がギル・エヴァンス(Gil Evans)の編曲からの採譜だった。何日聴いても、何回挑戦してみても解らないところがある。譜面の提出期限はとっくにすぎていて、教授を拝み倒して締切を延ばしてもらったものの、やっぱり解らない。
明日の朝いちがホントの締切で、もうこれ以上延ばす事なんか出来やしない、あぁ、俺には音楽の才能なんかないんだ。やめたやめた。もう知らんもんね、酒呑んで寝ちゃうんだもんね。いざとなったら田舎帰って、親父に泣きついて実家の仕事やらしてもらやあいいんだもん(この時点で相当べろべろらしいです:たい註)。あぁ、さんざ呑んだ呑んだ。風呂はいって寝ちまえ寝ちまえ〜。
って、ざぶんと湯船に飛び込んだ瞬間、これまで皆目検討がつかなかった謎が、瞬時に解けてしまったそうです。
彼曰く、それは数千ピースもあるジグソー・パズルを目の前にして途方にくれていたら、ある瞬間、手元にあるたったひとつのピースがヒントになって全てのパーツが瞬く間に組み上げられて行ったかのようだ、と。偉そうに語りやがりました。

眉唾でしょ? ミュージシャン特有の大法螺。これがアルキメデスなら、「eureka!(=我発見せり)」って叫んで真っ裸でシチリアの街に飛び出して行くところです。
でもね、このヨタ話(←って決めつけてますけど)の話の肝は、ネタがギル・エヴァンス(Gil Evans)だってこと。彼の音楽には、そんな事を信じさせる音楽のマジックがあるんです。
そうですよね? Y田M美さん!

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2005年08月29日

『アウト・オブ・ザ・クール』 by ギル・エヴァンス (OUT OF THE COOL by THE GIL EVANS ORCHESTRA ) 前篇


今月はふふふ、エヴァンス(Evans)。
エヴァンスならばビルBill)という声もおありでしょうが、今回はギル(Gil)の方。いずれそのうち、ビルBill)も登場する機会があるでしょう。勿論、ビルBill)といったら、ピアニストの方。ギル(Gil)つながりで言えばサックス・プレイヤーの方なんだろうけれどもねぇ〜。

ところで、今回の主人公ギル・エヴァンス(Gil Evans)ってどの程度の知名度があるんでしょうか? 勿論ジャズ・ファンは知って入るだろうけれども。例えば、このブログでよくお世話になっているウィキペディアでは、ビルBill)はいるけれども、ギル(Gil)はいません[ちなみにビルBill)はここにいます]。
なので、非常におおざっぱな説明をまずはここでしましょう。

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2005年07月30日

『エラ・アンド・ルイ (Ella and Louis)』


前回がモノクロ写真のバスト・ショットだったから、今回はカラーの集合写真をフィーチャーした作品にしようと思い立ったものの、さすがに『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を描く気力も知力も体力も集中力も技術力もないから、今回はこの作品にしました(二人ならば大丈夫だろうって!?)。
エラ・フィッツジェラルドElla Fitzgerald)とルイ・アームストロングLouis Armstrong)のデュエット・アルバム、その名も『エラ・アンド・ルイ(Ella and Louis)』。

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2005年07月02日

『ヒーローズ』by デヴィッド・ボウイ("HEROES" by DAVID BOWIE)


前回取り上げた『黒船』のジャケットのカメラマンが鋤田正義氏だったんで、今回もその鋤田氏の代表作のひとつ、デヴィッド・ボウイDAVID BOWIE)の 『ヒーローズ(原題:"HEROES")』(1977年発表)を描いてみる。
ブライアン・イーノBRIAN ENO)とがっぷり四つに組んで制作した、ベルリン三部作のひとつ[残りの2作品は『ロウ(原題:LOW)』(1977年発表)と『ロジャー(原題:LODGER)』(1979年発表)]です。
所謂、ロック史的に見ると、その衝撃度や後に与えた影響を考えると、『ロウ(原題:LOW)』という事になるのだろうけれども、タイトル曲の潔さで、最初の一枚というと、個人的にはこの作品という事になる。

プロデュースは、ボウイと彼の盟友トニー・ヴィスコンティ(TONY VISCONTI)。

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2005年06月03日

『黒船』 by サディスティック・ミカ・バンド


102年前の6月3日、ペリー提督が四隻の黒船を率いて浦賀に入港したのを記念して、31年前に発表されたこのバンド本作品のレコード・ジャケットを描いてみる。
43年前の今日、たいとしはるが誕生しました。
anniversaryにしては、非常に中途半端な数字が並んでいるけれども気にしないでね?旧暦と新暦でそもそもの若干のタイム・ラグがあるからして。

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