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2010年06月18日

忘レザラサリシ日々ヲ詠メル

20100617.jpg
去年の夏 きみに出逢ふた 眩しさか 幻の街 水面に漂ふ

るい詠める

<読み>
こぞのなつ きみにであふた まぶしさか まぼろしのまち みなもにただよう

<意味>
去年の夏に、あなたに出逢った際の眩しさ [と同じ眩しさ] だろうか。幻の街が水面に漂っている。

<解説>
詠んだシチュエーションは、恐らく前回のものと同じだろう。異なる点は前作が現在ならば、本作は過去に想いを馳せているところ。現時点での陽射しの眩しさが、去年の夏のある出来事を想い出させる。しかも、その想いは水面に映り込む街の光景の様に、儚気だ。
今週頭に梅雨入りした関東は、強い陽光が終始照りつけ、梅雨の中休みとは名ばかりな程に、厳しい暑さとなった。これから先の、真夏の日々が思いやられる。

(この項:たい)

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