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2006年04月05日

引越セシ空キ家ヲ詠メル

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主去り 独り降りたる コンセント 君との日々も 夢のまた夢

るい詠める

<読み>
あるじさり ひとりおりたる こんせんと きみとのひびも ゆめのまたゆめ

<意味>
部屋の主人が去って、部屋にぽつねんとぶら下がっているのはコンセントだけ。あなたと過ごした日々は、夢の中の夢の様で儚く、現実感がない。
<解説>
引越の後、がらんとした部屋を眺めてみると、様々な感興が湧き起こる。
「おりたる」は「降りたる」と「居りたる」の掛詞。

(この項:たい)

posted =oyo= : 20:36 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる

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