conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« 東京で震度5強の地震 | メイン | 驟雨二濡レ迷イテ詠メル »

2005年07月24日

一年振リニ声聴キテ詠メル


道祖神 打ち水遣りて 夕涼み 塵芥の上にも 蝉の音響く

るい詠める

<読み>
どうそじん うちみずやりて ゆうすずみ あくたのうえにも せみのねひびく

<意味>
近隣のゴミ集積所となっている道祖神の前の道路には、打ち水が打たれていて、こんな所でさえ夕涼みをしている様だ。辺りには今年の夏、最初の蝉の鳴き声が響き渡っている。

<解説>
本来ならば、その地域の神々が祀られている聖域も、ゴミ集積所となっていて、その存在も半ば忘れられている。だが、打ち水が打たれ、今年最初の蝉の鳴き声が聴かれると、そんな所にも季節の訪れを感じる事が出来る。

(この項:たい)

<参考>
打ち水大作戦

posted tgc : 00:10 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/97

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)