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2005年07月24日

驟雨二濡レ迷イテ詠メル


雨止みて 露に輝く 我が家へと 餌携へて 蜘蛛帰りにけり

るい詠める

<読み>
あめやみて つゆにかがやく わがやへと えたずさえて くもかえりにけり

<意味>
雨がやんだらエサをくわえた蜘蛛が、露に濡れて光っている巣に帰っていったよ。

<解説>
作者がにわか雨に降られて、雨宿りをしている際に、ふと見かけた情景を詠み込んだのであろう。「露に輝く」という表現によって、雨がやんで陽がさしてきた事が解る。恐らく、蜘蛛は作者自身の投影であり、作者もまた家路へと急ぐのであろう。

(この項:たい)

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月昇る 梅雨晴れの空に 泪落つ 独り彷徨う 彼は友なり るい詠める... [詳しくはこちら]

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