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2025年08月14日

映画ヲ詠メル

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こと済みて へだつる時の たびびとと さだめとしりて つれ添ひしわれ

るい詠める

<読み>
ことすみて へだつるときの たびびとと さだめとしりて つれそいしわれ

<意味>
事態が解決し、隔てた [時代から来た] 旅人とこれが運命だと知って夫婦となったわたし [である]。

<解説>
時間旅行者 (Time Traveler) との遭遇とその結果として湧き起こる事件がなんらかの決着がついたその後日譚であろう。
その後に出来するであろう幾つもの困難 [例えば、その人物と共に時をかけるのか、その人物のみが時空を超えてしまいひとり遺されるのか、異なる時間を過ごしたその人物がいまと謂う時代での生活に困難が生じないだろうか] がみえる様な気がする。
にも関わらずに、第4句「さだめとしりて」と謂えるのは、その人物によって、これから自身に起こるであろう事態をなんらかのかたちで示されたからなのであろう。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:22 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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