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2025年07月24日

映画ヲ詠メル

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陽はしずむ 瓦れきのやまの むかふかわ さゆりのやふに うたつてみれば

るい詠める

<読み>
ひはしずむ がれきのやまの むこうがわ さゆりのように うたってみれば

<意味>
太陽は瓦礫の山の向こう側に沈む。さゆりの様にうたってみれば [そんな情景が浮かぶ]。

<解説>
なんらかの災害、それは天災なのか人災なのかは解らないけれども、それが起こった後の夕刻の情景を歌ったモノ、そう上句を解釈する事は出来よう。
だが、それを受ける下の句が解らない。
とりあえず<意味>の様に解してはみたが、それが正解とは限らない。
結句「うたつてみれば」を重視してみれば、上句も含めて仮定の可能性もある。
だとすれば、第4句「さゆり」とは誰なのか。なんらかの創作物上の登場人物と謂う可能性もないではない。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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