conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 546th. week | メイン | Martine Beswick in "Dr. Jekyll And Sister Hyde" »

2023年03月02日

映画ヲ詠メル

20230302.jpg
冬はつる うば捨てやまに せを向けて みなみにむかはう しに逝くちちと

るい詠める

<読み>
ふゆはつる うばすてやまに せをむけて みなみにむかおう しにゆくちちと

<意味>
冬が終わった。姥捨山にうしろをみせて南下しよう、死のうとしている父親と。

<解説>
結句「しに逝く父」の、実際の健康状態をどう捉えるかで、歌の解釈は様変わりする様におもえる。
第2句「せを向けて」は、物理的に自身の背面をみせる、そこから離れると謂う意味もあれば、心理的にその意図に背く、拒絶すると謂う意味がある。いずれにも解釈出来よう。
そして勿論、第3句「うば捨てやま」も、その様な謂れのある山地とも、その機能を持つ環境もしくは装置とも、解釈出来よう。
それらを前提として、第4句「みなみにむかはう」をどう理解するのか、出来るのかと考えねばならないのではないか。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:24 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/3565

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)