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2023年02月16日

映画ヲ詠メル

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逃げてきた まちに独りで ちに塗れ 嗤ふつもりが なきぢやくる

るい詠める

<読み>
にげてきた まちにひとりで ちにまみれ わらうつもりが なきじゃくる

<意味>
逃亡先の都会にたった一人で血塗れとなり、嗤おうとしたが泣きじゃくっている。

<解説>
恐怖譚だろうか。
さして難解な詩歌ではないが、解釈には幾通りかの可能性がある。
先ずは、初句「逃げてきた」が、どの語句を修飾するのか、と謂う点である。ひとつは第2句「まちに」を修飾すると謂うモノ、ひとつは第2句以降全体を修飾すると謂うモノである。そして後者の解釈を適用する場合、それによって倒置法でこの歌が形成されている可能性も発生する。
次に、第3句「ちにまみれ」を"血に塗れ"と解釈するのか"一敗地に塗れる"と解釈するのか、と謂う点である。そして、それ故に下句の [内容の] 解釈が変わると思う。
猶、<意味>で前者を採用したが、それ故に"恐怖譚"と謂う語句が冒頭に登場している。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:21 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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