conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 474th. week | メイン | Sweater Weather »

2021年10月14日

ヨダレテ詠メル

20211014.JPG
はててなほ 闇にいちりう あふるるを ふれてひとすじ えがゐくもけふ

るい詠める

<読み>
はててなお やみにいちりゅう あふるるを ふれてひとすじ えがくもきょう

<意味>
果てて猶、闇のなかに一滴 [の涎] が溢れるのを [指で] 触れて一筋描いてみるのも一興である。

<解説>
閨時を題材とした歌である。
<意味>に2箇所、括弧内で補足した語句は蛇足であるかもしれないし、実際はそれとは異なる語句であるべきなのかもしれない。
第2句「いちりう」は"一粒"、結句「けふ」は"興"と解したが、他に相応しい語句ないし意味があるのかもしれない。少なくとも後者に関しては"今日"と謂う語句を宛てても成立する様な気はする [それによって勿論、解釈は異なるモノとなるのではあるが]。

(この項:たい)

posted =oyo= : 19:23 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/3261

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)