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2021年03月25日

春眠ヲ詠メル

20210325.jpg
朝まだ来 悲恋の大河を 読みおへて 褥ねより延ぶる きみがかいなは

るい詠める

<読み>
あさまだき ひれんのたいがを よみおえて しとねよりのぶる きみがかいなは

<意味>
夜はまだあけきらない。[わたしが] 悲恋の大河小説を読み終えた際の、寝具から延びているあなたの腕は [まさに春眠暁を覚えず、である]。

<解説>
詞書にあるのは、自身のそれではなくて、同衾している恋人の様を評してのものだ、少なくとも文字面に顕れているのは。だからと謂って、その後の作者の行動は不明である。夜を徹して、読書に勤しんだモノの、まだ夜は明けきらない。だから、恐らく、これから後に床に着くのだろう。そして、その様こそが、春眠暁を覚えず (In Spring One Sleeps A Sleep That Knows No Dawn)、なのである。
ちなみに、その慣用句の出典は、孟浩然 (Meng Haoran) の五言絶句 (Wujue)『春暁 (Spring Morning)』である。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:21 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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