conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 420th. week | メイン | Mylene Demongeot in "Les sorcieres de Salem" »

2020年10月01日

余韻ノ夏、秋誘フテニ詠メル

20201001.jpg
ほとといふ ゑいんのへりに ふれてゆび きみのをとがい なむるゆふ

るい詠める


<読み>
ほとと謂う 会陰の縁に 触れて指 君の頤 舐むる夕

<意味>
ほととも謂う会陰の周辺に触れているのは指、あなたの下顎を舐める夕べ [である]。

<解説>
歌の全文字が平仮名だったので、通常とは逆に<読み>では漢字を補ってみた。
解釈としては、難しい点はない。閨時の事なので、ここでは深く語らない。
敢えて言及すれば初句「ほとといふ」とそれ以降の句との結びつきをどう考えるかで、解釈も異なるだろう。個々人、おこのみの情景を想像してみるが、良い。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:17 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/3031

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)