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2020年09月24日

野分ユキテ詠メル

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不意にあき けふをさかいと あめのねも 誰がしらせふか そのひとの訃

るい詠める

<読み>
ふいにあき きょうをさかいと あめのねも たがしらしょうか そのひとのふ

<意味>
不意に秋となった。今日をさかいに雨の音も [ちがう]。だれが知らせるのかそのひとの訃報が届く。

<解説>
台風12号 (Dolphin) は、進路が東にそれた結果、上陸せずに終わった様だ。
その代わりに、あんなに酷かったこの夏の暑さを連れ去って、今日は秋の気配である。涼しさを通り越して、肌寒くも感じる。
第3句「あめのねも」は語句を補わないと解釈出来ない。
第4句「誰がしらせふか」は、文法的にはどうなっているのだろう? 多分、こんな意味なのだろうとは思うのだが。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:16 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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