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2020年07月23日

羅城門ニ詠メル

20200723.jpg
て遊びに 戀ひし淋しと 綴りをる そぼふる雨は 鬼も哭くよに

るい詠める

<読み>
てすさびに こいしさびしと つづりおる そぼふるあめは おにもなくよに

<意味>
気晴らしに 恋しい淋しいと綴っている。しとしとふっている雨は鬼もないている様に。

<解説>
結句「哭くよに」は、上の<意味>に示した様に、"なく様に"と解する他に、"なく夜に"とも"なく世"にとも解釈する事が出来る。掛詞として理解する事も出来よう。
詞書にある羅城門 (Rajomon) は、平安期 (Heian Period) に (Heian-kyo) の南端に築かれた城門である。渡辺綱 (Watanabe No Tsuna) の (Oni) 退治の伝承を基に、謡曲『羅生門 (Rashomon)』や小説『羅生門 (Rashomon)』 [芥川龍之介 (Ryunosuke Akutagawa) 作 1915年発表] や映画『羅生門 (Rashomon)』 [黒澤明 (Akira Kurosawa) 監督作品 1950年制作] の舞台ともなった場所である。
謡曲には実際に (Oni) は登場するが、後の2者には (Oni) は登場しないが、その伝承を基に、さもそこにそれが棲んでいるであろうと思われる気配が、それぞれの物語を推進させる。また、雨が降るのは、映画作品だけである。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:15 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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