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2019年08月08日

炎天下ニ詠メル

20190808.jpg
立秋に 浮かぬかをして 傘のかげ 滲む汗のみ 絶ゑざる如く

るい詠める

<読み>
りっしゅうに うかぬかおして かさのかげ にじむあせのみ たえざるごとく

<意味>
立秋の日に日傘の陰で浮かない顔をしている。滲みでる汗だけが絶えない様に。

<解説>
暦の上では今日から秋。だが夏はこれからが本番だ。週末から週明けにかけて気に掛かるのは、ふたつの台風の事だ。
第4句にある「滲む汗」は、第2句「浮かぬかを」と対照的な存在である。言外に汗ばかりが浮かんでくると謂うニュアンスがある。
その一方で、結句のあとには、なにか語句を補わなければ、意味が成立しないのだが、いまのぼくには、いい解釈が浮かばない。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:24 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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