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2018年07月12日

吸血鬼ヲ詠メル

20180712.jpg
いつでやる 夢もやぶれた 亡き人が 棺のそこに あかい土塊

るい詠める

<読み>
いつでやる ゆめもやぶれた なききひとが ひつぎのそこに あかいつちくれ

<意味>
いつ覚醒めてでてくるのだろう、夢やぶれて亡くなったその人は、棺の底には赤い土壌 [が入っている。]

<解説>
初句「いつでやる」は童謡『かごめかごめ (Kagome Kagome)』からの引用。
下の句にある描写は、吸血鬼 (Vampire) は自らの魔力を維持する為に、 (Coffin) 内に出身地の土壌を潜ませせていると謂う伝承 [と謂うか、吸血鬼 (Vampire) を題材にした小説や映画にはその描写がある] に基づくモノ。
ここで歌われている第3句「亡き人」自身が吸血鬼 (Vampire) や否やの保証はない。寧ろ、吸血鬼 (Vampire) の様な不死者 (Undead) となっての復活を希っての行為とも読める。
と、謂う事は今時珍しい土葬 (interbury In The Ground) が必須となる。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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