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2017年09月14日

驟雨ニ詠メル

20170914.jpg
くらいそら 逃げゆくやふに はしるをり あわのしろきが わきおこる音

るい詠める

<読み>
くらいそら にげゆくように はしるおり あわのしろきが わきおこるおと

<意味>
暗い空の下を逃げゆく様に走っているその最中に、白い泡が沸き起こる音がする。

<解説>
なんだろうね? 字義的に解釈していくのはなんの難しさもないのだけれども。
少なくとも、上句は詞書が示す様に驟雨の際にみられる、よくある光景だ。下水から逆流しているのだろうか。だとしたら、その驟雨は相当に激しいモノでなければならないし、時間的に考えてもある程度の時間が経過した後の光景だ。
もしかしたら、心象風景なのだろうか。と、すると一体、どの様な。
個人的にはTV番組『ウルトラQ (Ultra Q)』 [1966TBS系列放映』の第19話『2020年の挑戦 (Challenge From The Year 2020)』 [脚本:金城哲夫千束北男 監督:飯島敏宏 特技監督:有川貞昌] や、同じく『ウルトラセブン (Ultra Seven)』 [19671968TBS系列放映』 の第34話『蒸発都市 (The Vanishing City)』 [脚本:金城哲夫 監督:円谷一 特殊技術:高野宏一] を想い出すのだけれども。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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