conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 276th. week | メイン | Fade »

2017年08月10日

夢デミタモノヲ詠メル

20170810.jpg
雨のひに 夏の階段 降りていく たどりついたら そこでくちづけ

るい詠める

<読み>
あめのひに なつのかいだん おりてゆく たどりついたら そこでくちづけ

<意味>
雨の日に夏の階段を降りてゆくたどり着いたらその場所でくちづけ [をする]。

<解説>
素直に読んでいけば、特に不明なモノはない。
だけれども、詞書にある「夢」と謂う語句に拘泥すれば、「階段」は「怪談」とも読めるし、「ゆく」は「逝く」とも読めるし、「そこ」は「其処」ではなくて「底」とも読める。
それに第一に、上の<意味>ではくちづけをするとしたが、その逆にくちづけされるとも読める。
勿論、その相手が誰なのかは解らない。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:13 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/2356

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)