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2017年07月13日

沐浴シテ詠メル

20170713.jpg
短夜に あかりおとして 湯浴みせば 汗のかはりに ながれおつるもの

るい詠める

<読み>
みじかよに あかりおとして ゆあみせば あせのかわりに ながれおつるもの

<意味>
夏の短い夜に、照明を落として入浴すれば、汗のかわりに流れ落ちるもの [がある]。

<解説>
こおゆう歌の場合、相場 [と謂う表現が相応しいか否かは別として] は、汗の代わりにと謂えば、涙なのであろう。そして、勿論、そんな解釈をしても一向に差し障りはない筈だ。敢えてそこから綴れば、そこから想い測られるべき作者の心情へと想いを致すべきなのだろうが、それを許すモノはここには一切ない。
寧ろ、着目すべきは詞書にある「沐浴」と謂う語句で、この文字を字義通りに解釈すれば、そこに宗教的な意識が働いていると解釈する事が出来る。
つまり、穢れ乃至は穢れに象徴される様なモノが「沐浴」によって流れ去っていく、と謂う解釈の可能性がそこには存在するのだ。
深読みしすぎ、と謂う気がしないでもないのではあるが。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:22 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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