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2017年03月09日

寝惚ケテ詠メル

20170309.jpg
春の夜の うつつのきわは 夢のはし 向かふその先 きみはをるかは

るい詠める

<読み>
はるのよの うつつのきわは ゆめのはし むかうそのさき きみはおるかわ

<意味>
春の夜の現実の境界線は夢の突端であって橋でもある。わたしが向かうそのさきにはあなたはいるのだろうか。

<解説>
第3句「はし」は"端"と"橋"の掛詞。それを前提として上の<意味>の様にしてみたが文章としてはあまり面白くない。
結句「かは」は終助詞で、ここでは疑問の意として解釈したが、詠嘆と理解する事も可能。その場合は"あなたはいるのだなあ"と謂う様な訳となる。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:24 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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