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2016年11月24日

霜月ノ雪ヲ詠メル

20161124.jpg
頤の 綾を伝ふて 谷間へと きみの視線を まち侘びる夜

るい詠める

<読み>
おとがいの りょうをつたふて たにまへと きみのしせんを まちわびるよる

<意味>
顎の描く稜線を伝って胸の谷間へと移動するあなたの視線を待ち侘びる夜

<解説>
初句「頤」の読みは"おとがい"、下顎の意。
字句通りに読んでいけば自ずと理解出来る歌だが、敢えて指摘すれば「顎」と謂う可視の領域から「谷間」と謂う不可視の領域へと移行している [と書くとそれはやっぱり野暮と謂うモノ]。
東京 (Tokyo) での11月の初雪 (The First Snow Of The Season) は54年ぶり

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:17 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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