conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 190th. week | メイン | We Gotta Get Out Of This Place »

2015年12月10日

師走ノ憂鬱ヲ詠メル

20151210.jpg
夜具のなか 目覚まし凝視めて 凝固すは おもいよらぬに ふりまはさるるゆへ

るい詠める

<読み>
やぐのなか めざましみつめて ぎょうこすは おもいよらぬに ふりまわさるるゆえ

<意味>
夜具の中で目覚まし時計を凝視して自身の身体が凝固しているのは、思いもよらないものに振り回される理由だからである

<解説>
上句で描写されているのは、もう起床時間が到来しているのにも関わらずに、それに逡巡している姿だ。俗に謂う「あと5分」の世界。
下句はその理由。つまり寒いからではない。理不尽なモノに自身の進退が拘束されてしまう事に合点がゆかないと、謂うのである。
年度末が近づくと、忙しさにかまかけて、さらにその忙しさを増長させる様な事態が出来してしまうモノだが、その様な事象を指しての事か。
この歌を発声しただけでは解らない事だが、第2句と第3句このふたつに「擬」と謂う文字があって、その漢字のもつ意味が、思いの外にこの歌の印象を強くさせている。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:10 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/1991

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)