conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Kei, The Resistance | メイン | Rooster »

2015年05月07日

連休明ケヲ詠メル

20150507.jpg
昼下がり いそぎゆくひと みおくりぬ あけたやすみに 箒もつ折り

るい詠める

<読み>
ひるさがり いそぎゆくひと みおくりぬ あけたやすみに ほうきもつおり

<意味>
昼下がりに急いで行く人を見送ったあけた連休に箒をもって [清掃をしている] 際に

<解説>
カレンダー上では今年のゴールデン・ウィークもお終い(ヒトによっては今週末まで休みの方もいるかもしれない)。だから、休み明けで大忙しなヒトもいれば、俗に謂う休み惚けで緩慢なヒトもいるかもしれない。
職場もしくは家庭の玄関先を清掃している際の光景だろうか。そこを急いで外出するヒトがいて当然、清掃の手は止まらざるを得ない。
そんなふたりの時間の誤差を描いた様な歌。
個人的には、アルバイトに寝坊して大慌てで駆け出す五代裕作 (Yusaku Godai) を呆然と見送る音無響子 (Kyoko Otonashi) といった図式 [出典は謂うまでもなくマンガ『めぞん一刻 (Maison Ikkoku)』 [作:高橋留美子 / Rumiko Takahashi 19801987ビッグコミックスピリッツ連載] ]。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:31 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/1858

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)