conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 133rd. week | メイン | Vivien Leigh in "Gone With The Wind" »

2014年11月06日

疑念ヲ詠メル

20141106.jpg
手巾に 吾のにあらざる かをりきく きみがころもは かへすがへすも

るい詠める

<読み>
はんかちに われのにあらざる かおりきく きみがころもは かえすがえすも

<意味>
ハンカチにわたしのではないかおりをかいだ。あなたの服はどうなのか、念には念を入れて、何度も何度も繰り返して嗅いでみた [ので、とても残念な気がする]。

<解説>
恋人のハンカチには、見知らぬ香りがする。作者がプレゼントした香水ではない。だから、恋人の衣服を手にとって、その香りを嗅いでみた。
詠まれている情景を叙述すると、上の様なモノになると思われるが、問題は結句「かへすがへす」だ。
この語句、いくつも意味がある。「ある動作を繰り返す様」と「過去の出来事を悔やむ様」と「念には念を入れて」と、みっつの用法がある [こちらを参照の事]。
上の歌は、そのどれもが当て嵌まる様に思えるので、<意味>ではそのみっつの用法を総て盛り込んでみたが、如何だろうか。
恋人に香水をプレゼントされた際は、それを使い続けなければならないし、もし万一、その小瓶を使い果たしたとしても、同じブランドでなければならないんですね [歌に詠われているのは、ぼくの事ぢゃあないが]。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:17 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/1740

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)