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2012年02月09日

寒波ヲ詠メル

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寒かろう 優柔不断に 朝陽さす もぬけの殻に 遺されて独り

るい詠める

<読み>
さむかろう ゆうじゅうふだんに あさひさす もぬけのからに のこされてひとり

<意味>
寒いだろうと想い優柔不断に [ぐずぐずしている] しているところに朝陽がさしてくる。もぬけの殻になった [布団の中に] 独り遺されている。

<解説>
起きるのが辛い朝が続いている。と、暢気に構えていられるのも、こちらは晴天だからだ。雪の降る地域はそんな寝呆けた事も言ってられないだろう。
とはいえ、この歌の様な感興は誰しもが抱いた事はあるのに違いない。寒さにかまかけて布団の中でぐずぐずしていたら、いつのまにか同衾のモノが出てしまって、寒々とした部屋に独り遺されている、という様な。

(この項:たい)

posted =oyo= : 23:54 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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