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2011年04月01日

卯月来ルヲ詠メル

20110331.jpg
花便り めくる暦の 風吹かば 失せし日よりの 明日を指折る

るい詠める

<読み>
はなだより めくるこよみの かぜふかば うせしひよりの あすをゆびおる

<意味>
桜の便りも聴こえて、暦をめくる風が吹けば、喪ってしまったあの日から先の、未来の可能性を考えよう。

<解説>
もう四月。決して忘れてはならないだろうし、また、決して忘れる事も出来ない三月なのだろうけれども、過去よりも未来を夢観ようという歌。
個人的には、花粉シーズンのまっただ中で、それが一番辛い。
蛇足だろうけれども、古典では「花」と言えば、「桜」と解しておけば間違いない。

(この項:たい)

posted =oyo= : 01:11 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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