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2009年12月11日

暁ニ詠メル

20091210.jpg
君と二人 寝所に臨む 冬の窓 ちいさく開けて 陽を捜したし

るい詠める

<読み>
きみとふたり しんしょにのぞむ ふゆのまど ちいさくあけて ひをさがしたし

<意味>
寝室にある冬の窓を、あなたとふたりで、小さく開けて陽射しを捜したい。

<解説>
寒い冬の朝は、陽が刺すのが遅い。しかも、今週は天候も不安定だから、その日その朝に、太陽を拝めるかどうか、心許ない。
だからこそ、早朝に窓を開けてみてその日の天候を、観てみたい、あなたと。
という歌。
四句の「ちいさく開けて」という表現が、冬の朝の寒さをうまく表現している。

(この項:たい)

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