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2006年06月15日

サッカーのある生活(32チーム総てが初戦を終える)

これまでのMASTER CARDのCMは、そのあまりにも小市民的な装いが大嫌いだったけれども、今回の【priceless:Soccer Fever】篇は"意外"と好き。
と、いうのは、サッカー観戦を廻る喜怒哀楽がきちんと描かれているから。先の対オーストラリア戦で、僕達はこのCMに描かれている様々な感情を吐露し、そして恐らくそれは、日本国中に観られた筈だ(だって平均視聴率49.0% 瞬間最高視聴率61.2%)。勿論、CM本編での登場順とは、全く逆の順番だけれどもね。

これまで行われた16試合、その総てを観た訳ではないけれども、個人的には、スウェーデンvsトリニダード・ドバゴが一番見ごたえがあった。戦力も技術力もそしてなによりもW杯経験値も劣るトリニダード・ドバゴが、だめ押しのレッドカードで一名退場、数的不利も抱えながら、北欧の雄スウェーデンから一歩も退かずに、キーパー含めてのファインセーブ連発で遂にドローに持ち込む。
初戦という事もあって強豪国も含めて勝点3よりも手堅い勝点1狙いの戦術を選ぶ傾向の中、清々しい勝点1でした。

ところで、先のMASTER CARDのCMでは、怒り悲しみ絶望が歓喜に代わる構成になっているけれども、現実は勿論、そんななまやさしくはない。これから、ひとつまたひとつと、呆然、憤慨、激怒、落胆といった様々なネガティブな感情に包まれて優秀なチームや選手が消えて行く。歓喜に包まれるのはたったの一チームのみ。そんな熾烈な争いがいよいよ本格的になるのでしょう。

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