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2006年06月01日

サッカーのある生活(国際強化試合:日本vsドイツ)

いよいよW杯も目前だから、やる方だけでなくて観る方も最終調整だってな訳分からない口実つけて観ましたよ「日本 vs ドイツ」。結局、仮眠一時間しか取れなかったから、終日ふらふら。これが一ヶ月続くのか?ってな事を体感した次第であります。

ところで、ことW杯のTV放送に限っての話だけれども、公共放送衛星放送よりも絶対に民放地上波の方がいいって思うんだけれども、如何でしょう? 好きなキャスターや解説者が出るからとか、局によってはヴァラエティよりの過剰な演出が楽しめるからとか、某局の不正支出が許せないからとか、そんな理由では勿論、ありません。
実は、ハーフタイムの間に流れるCMが楽しみだからです。通常のCMの放送時間の制約を離れて、いつもよりちょっと長い時間を利用したCM。勿論、スター選手の名声や知名度によりかかっただけのものやキャンペーンの為のキャンペーンに堕したCMは勘弁して下さいよだけれども、4年前は結構良質な"作品"を観れたと記憶しています。果たして今年はどうでしょう?
今回の「日本 vs ドイツ」の際に放送されたキリンの企業CMは、個人的にはキてしまった"作品"。単純に、ジャパンカップ/キリンカップの試合模様を編年体で並べただけの映像なのに、その中で繰り広げられた青いユニフォームの躍動感とボールを追い求める肢体の美しさで思わず、はまってしまいました。そして、日韓共同開催よりも、その四年後の今、ジーコ・ジャパンがドイツにいるという事実の方が、遥かに素晴らしい事だと認識させられたりしちゃうんですよ。
このキリンの企業CMは、サポーター魂に火をつけちゃう"作品"だけれども、個人的には、「サッカーのある生活」や「日常のなかにあるサッカー」をテーマにした様なものを観たく思います。
例えば、これも今回観たアディダスのCM「Impossible Team」では、スラム街と思しき原っぱで、二人の少年が思い思いに一流スター選手を呼び込んで、試合しちゃうという"作品"だったのだけれども、その原っぱの描写がリアルで良かったんですね。その映像の中では、実際にベッカム俊介も登場するけれども、ホントは、二人の少年の空想の世界。でも、僕達はそんなふうにしてサッカーに親しんで来た筈だし、彼ら一流選手達も、少年時代はそんな空想のチームを率いていた筈。つまり世界中至る所にある、少年達にとっての「サッカーのある生活」っていう訳です。

<一応の試合講評>
高原が2ゴール入れた時点で、守備重視のフォーメーションにするなり、守備的メンバーの補充を図れば、勝てた試合だった。本戦直前の最終確認としてのあの闘いと理解していれば良いのだろうか? 2-0で勝つ事による心理的効果(味方に対しても敵に対しても)も、勘案すべきではなかっただろうか。個人的には、もうこの時点で、勝点3に拘わる試合をすべきと思ったのだが?

posted =oyo= : 02:04 | comment (2) | trackBack (0) | たいの日記 /ニュースをみる

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コメント

>丸義さん

最初はウケ狙いのジョークかと思ったんですが。いやはや、ホントに出てくるとは。最新技術を駆使したCMとは言え、夢に満ちた作品ですね。

adidasのCMでベッケンバウアー出てきたとき、鳥肌が立ちました!

個人的には、ルート・フリットが出てきたら嬉しかったんですが。

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