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2005年12月26日

深夜空腹感ヲ覚エシ折リニ空ノ冷蔵庫見ツメテ詠メル


真夜中に 真横に眠りし 真世凝視め 迷ひ迷ひて マヨのみを舐める

るい詠める

<読み>
まよなかに まよこにねむりし まよみつめ まよいまよいて まよのみをなめる

<意味>
真夜中に、己の横で眠っている(恋人の)真世を見つめて、起こすか起こさないか、迷いに迷ったその結果、マヨネーズだけを舐めた。

<解説>
作品としては短歌というよりも、狂歌に属する作風である。各句冒頭に「まよ」で始まる語句を置き、滑稽感を煽っているが、その奥に込められたペーソス感を味わうべき作品である。
作者曰わく、第三句の真世と結句のマヨを入れ替えて解釈すると、Hだそうです。
そかね?

(この項:たい)

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