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2005年09月23日

秋ノ恋ノ気配ヲ感ジテ詠メル


降らんとす 秋雨の気配に 急かされて 夏の残り香 憶ゆるも難し

るい詠める

<読み>
ふらんとす あきさめのけはいに せかされて なつののこりか おぼゆるもかたし

<意味>
今にも降り出しそうな秋雨の気配に急がされて、夏につけていた香の香りも覚えている事が出来ない(様に、夏の恋の想い出も覚束ない)。

<解説>
つい先日まで連日連夜、茹だる様な夏の暑さも、遠い記憶の片隅にあるかの如く、日一日と秋が深まっていく。そんな日々の生活では、夏の想い出も薄れゆくばかりである。しかも、秋雨の様なしのつく恋の予感に作者は襲われている。これでは、激しかった夏の恋も忘却されるしかないだろう。

(この項:たい)

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