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2005年08月26日

ソノ声聴キテ詠メル


夏去りて 秋来にけらし 夕暮れの 樹に鳴く法師 地には鈴虫

るい詠める

<読み>
なつさりて あききにけらし ゆうぐれの きになくほうし ちにはすずむし

<意味>
夏が過ぎ去って秋が来たのだろうか。夕暮れには、樹上ではツクツクホウシが、地上ではスズムシが鳴いている。

<解説>
季節の移り行くはざまを詠んだ歌である。樹上と地上と、作者の視線の行方を追う事によって、その季節折々の音を見つけ出す。
もうすぐ9月、夏休みももうまもなくで終わります。

(この項:たい)

posted tgc : 18:28 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる

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