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adventures of t.g.chaung

2014年04月20日

“SOLID STATE SURVIVOR” by YELLOW MAGIC ORCHESTRA


アルバム・ジャケットから窺い知る事は、ここにあるのは似非や騙りや剽窃や偽物や擬きやエピゴーネン (Epigonen) やシュミラクラ (Simulacra) であって、真実や真相は一切、その正体を顕していないのだ。

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2014年03月16日

『カレッジ・ツアー (College Tour)』 by パティー・ウォータース (PATTY WATERS)


例えば仮に、『無人島レコード (Desert Island Discs)』を10枚選べと、ぼくが謂われたとしたら残念ながら、この作品は決して選ばれない。だけれども、選ぶべき盤の枚数を100枚に拡大してもらえるとしたら、その選択の過程で2, 3枚は選ばれてしまうのに違いない。
つまり、一度、選択肢のうちのひとつとして挙げた事を忘れ去ってしまって、何度もその候補に挙げてしまう、と謂う訳だ。

変な喩え話だけれども。

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2014年02月16日

“Smile!! It’s not the end of the world” by VIBRASTONE


ビブラストーン (Vibrastone) とは、近田春夫 (Chikada Haruo) ともう一人のラッパー、ドクター・トミー (Dr. Tommy) を中心として、音楽的な側面に関してはオト (Oto) が全面にイニシアティヴを握った、総勢12人による人力ラップ・グループ。
大雑把に説明しようとすれば、こんな言辞となるだろう。
個人的にはリアル・タイムな体験もあるせいだろう、近田春夫 (Chikada Haruo) のこれまでの活動の中で、最もダイナミズムに溢れたモノと思っている。
1987年から1996年の間、活動し、全4作品のアルバムを発表している。
今回取り上げるのは、その第2作。1993年に発表された。

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2014年01月19日

『Music For Silent Movies』 by 上野耕路 (Koji Ueno)


無声映画 (Silent Film) の、そこには存在しない筈のサウンドトラックを制作する試み、その作品集である。

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2013年12月15日

"T-REX GREAT HITS 1972 - 1977 : THE A-SIDES AND THE B-SIDES" by T-REX


冒頭5曲でやられてしまう。そして、これで充分ではないか、と想ってしまう。

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2013年11月17日

『彩 [エイジャ] (AJA)』 by スティーリー・ダン (Steely Dan)


これまでに、何度も何度も聴いた事だろう。そして、恐らく、何度も何度も聴く事になるだろう、これからもずっと。

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2013年10月20日

"THE RUTLES" by THE RUTLES


ザ・ビートルズ (The Beatles) が糞虫 (Dung Beetle) でない様に、ザ・モンキーズ (The Monkees) が猿公 (Monkey) でない様に、ザ・ラトルズ (The Rutles) はロックンロール (Rock And Roll) の古典『シェイク・ラトル・アンド・ロール (Shake, Rattle And Roll)』 [オリジネイターはビッグ・ジョー・ターナー (Big Joe Turner) 1954年発表] でもお馴染の「ガラガラ (Rattle)」という単語を捻って命名された。
では、モンティ・パイソン (Monty Python) と謂う名称は、どこから来たのだろう。

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2013年09月15日

"mothership connection" by PARLIAMENT


1アーティスト1作品というのが慣行的になっているこの連載だけれども、それを踏まえて考えてみると、果たしてこの作品でいいのだろうか、という逡巡は、こうして記事を書き始めている今も、続いているのだ。

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2013年08月18日

『永遠の詩集 [シンニード・シングス・スタンダード] (am I not your girl?)』 by シンニード・オコナー (Sinead O'connor)


アーティスト名の表記に関して、最初にお断り。

現在の彼女の日本語表記は、シネイド・オコナー (Sinead O'connor) に統一されつつあるのだけれども、1987年にデヴューした当初のそれは、シンニード・オコナー (Sinead O'connor) であり、AmazoniTunes Storeでの表記は、シニード・オコナー (Sinead O'connor) である。
ぼくがこの作品を購入した際の表記は、上掲の様にシンニード・オコナー (Sinead O'connor) だったので拙稿のタイトルは、それに従ったものである。
以降、アーティストとしての彼女を指し示す場合は、シネイド・オコナー (Sinead O'connor) と表記する事にする。

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2013年07月21日

"THE GREATEST LIVING ENGLISHMAN" by MARTIN NEWELL


この作品に出逢った時の、目眩めいたモノの感触は今でも憶えている。
外資系の大手輸入盤店の、どこに行っても、新着コーナーの最前列にこのCDが並んでいたのである。俗に言う"面出し"というやつである。
そして、整然と並べられているCDの脇に添えられた、手書きポップには、殆ど総てと言っていい、共通の言葉が書き連ねてあったのである。
アンディ・パートリッジ (Andy Partridge)・プロデュース、と。
1993年の事である。

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2013年06月16日

『オリジナル・ジェリー・マリガン・カルテット (GERRY MULLIGAN QUARTET)』 by ジェリー・マリガン (GERRY MULLIGAN)


彼らの存在を初めて知ったのは、ここでも映画『真夏の夜のジャズ (Jazz On A Summer's Day) 』 [バート・スターン (Bert Stern)・アラム・A・アヴァキアン (Aram Avakian) 監督作品 1960年制作] である。
勿論、その映画では、リーダーであるジェリー・マリガン (Gerry Mulligan) [bs] と共にフロントを勤めるのは、本作品の一方の主役、チェット・ベイカー (Chet Baker) [tp] ではない。アート・ファーマー (Art Farmer) [tp] だ。
そして、この作品でドラムス (Drums) を担当しているチコ・ハミルトン (Chico Hamilton) [dr] は、その映画では、自身のユニット、チコ・ハミルトン・クインテット (Chico Hamilton Quintet) として、最も印象深い演奏を聴かせてくれる [彼の作品はここで既に紹介済みだ]。
なにせ、本作品が収録されたのは1952年。映画が撮影された1958年から6年も前の作品だ。
参加メンバーそれぞれに様々なドラマがあったとしても不思議ではない。

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2013年05月19日

"STAIN" by LIVING COLOUR


ファンカデリック (Funkadelic) の幾つもある名曲のひとつに『ファンク・バンドがロックを出来ないなんて誰が言ったんだ (Who Says A Funk Band Can't Play Rock?!)』 [アルバム『ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ (One Nation Under A Groove)』収録 1978年発表] がある。
リヴィング・カラー (Living Colour) というバンドは、この曲の主張を忠実に実行しようという試みである。

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2013年04月21日

『No.17 (No17)』 by 小泉今日子 (kyoko Koizumi)


何故、小泉今日子 (Kyoko Koizumi) だけが特別だったのか、そこから書き始めなければならないのだろうか。

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2013年03月17日

"SURREALISTIC PILLOW" by JEFFERSON AIRPLANE

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例えば『サムバディ・トゥ・ラヴ / Somebody To Love』と聴いて、どのアーティストのどの曲を想い浮かべるのか、という問題は、実はとっても重要なモノではないだろうか。

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2013年02月17日

"DEATH CERTIFICATE" by ICE CUBE


1970年代後半が、英国にとっての駄目な時季でそれに呼応する様にパンク (Punk) 〜ニュー・ウェイヴ (New Wave) という動きが勃興した、それと同様な事が10年後、米国に興ったのではないだろうか。
と、1991年発表の此の作品のジャケットを、久しぶりに観て、そう想った。

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2013年01月20日

『ウィ・スリー (WE THREE WITH PHINEAS NEWBORN, PAUL CHAMBERS)』 by ロイ・ヘインズ (ROY HAYNES)


一見、三者均等のユニット名の様に思えてしまうかもしれないが、アルバムのクレジットをよく読めば解る様に、本作品のリーダーは、ロイ・ヘインズ (Roy Haynes)。ドラマーが主役となるべき作品である。

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2012年12月16日

"Poupee de son" by France Gall


このベスト盤が発売された当時は、本作品と同時にCD5枚組のよりコンプリートに近いものも、発売された [ヴィジュアル・デザインは両者共通のモノである]。

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2012年11月18日

『ギター・ソロ (GUITAR SOLOS)』 by フレッド・フリス (FRED FRITH)


このアーティストの存在を最初に知ったのが、本体であるヘンリー・カウ (Henry Cow) からなのか、それともそれをそれぞれの方向へと先鋭化させた先のユニット、アート・ベアーズ (Art Bears) からなのかマサカー (Massacre) からなのか、八木康夫 (Yasuo Yagi) からなのか、"ユーロ・ロック・マガジン (Euro Rock Magazine)"時代の雑誌『フールズ・メイト(Fool's Mate)』からなのか、雑誌『ロッキング・オン (Rockin' On)』での竹場元彦の記事からなのか、記憶はとっても曖昧なのだ。

もしかしたら、彼の初来日コンサートという情報からかも知れない。

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2012年10月21日

Bill Evans Trio Sunday at the Village Vanguard Featuring Scott La Faro


初めて買ったビル・エヴァンス (Bill Evans) の作品は『ポートレイト・イン・ジャズ (Portrait In Jazz)』 [1959年発表] で、それからすこしづつ、『ワルツ・フォー・デビイ (Waltz For Debby)』 [1961年発表]、本作品である『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード (Sunday At The Village Vanguard)』 [1961年発表]、そして『エクスプロレイションズ (Explorations)』 [1961年発表] と、増えて行ったのだけれども、そこから先は、一向に増える気遣いはない。

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2012年09月16日

『マイルス・アット・フィルモア (MILES DAVIS AT FILLMORE)』 by マイルス・デイビス (MILES DAVIS)


「本作を聴くと、あの時代が眼前に出現する。あの時代の空気までがモワ〜ッと漂ってくる」

「ここで、早くも殺気が漂う。マリファナの煙がたちこめる、モワ〜ッとした空気が伝わる」

「そのクライマックスに、マイルスが鋭い一音を吹き放ちながら出現、《フィルモア》の暑く長い夏<以下略>」

上に引用した文章は、総て中山康樹著『マイルスを聴け!』での本作品に関する記述であって、この作品を語るのには、上に引用した部分だけで充分ぢゃあないだろうか、という、そんな気がするのである。

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