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2015年12月20日

『コンプリート・カフェ・モンマルトル (LIVE AT THE CAFE MONTMARTRE)』 by セシル・テイラー (CECIL TAYLOR)


セシル・テイラー (Cecil Taylor) の作品は、この1作しかもっていない。
にも関わらずに、これからこの作品について駄文を綴ろうとしている。
恐ろしく、無謀な行為に耽けようとしているのかもしれない。

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2015年11月15日

"THE BEST OF THE SPENCER DAVIS GROUP FEATURING STEVIE WINWOOD" by THE SPENCER DAVIS GROUP


ぼくが意識的に洋楽を聴く様になった時分には既に、スティーヴ・ウインウッド (Stevie Winwood) は寡作ながらも着実な歩みをみせてはいたが、肝心のぼく自身が彼の音楽に積極的に飛び込む事はなかったのだ。
その現状は現時点でも相変わらずで、彼がソロ・デヴューする前のキャリア、すなわちトラフィック (Traffic) での活動もつい最近、時系列に沿って初めて聴いたばかりだ。
にも、関わらずに、彼の最初期のキャリアである、スペンサー・デイヴィス・グループ (The Spencer Davis Group) での楽曲群を収録した本作品は随分と、聴き倒していたのである。

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2015年10月18日

"STINKFIST" by CLINT RUIN / LYDIA LUNCH


このコラボレーション作品の主人公ふたり、クリント・ルイン (Clint Ruin) [彼は様々な偽名変名によるプロジェクトがあるが、拙稿ではクレジット表記に準ずる] とリディア・ランチ (Lydia Lunch) の、アーティストとしての事はとりあえず棚上げして、先ずは誰もが眼を奪われるアート・ワークから。
そして恐らく、殆どそれだけに終始した内容になってしまうと思う。

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2015年09月20日

"John Waters' Pink Flamingos" Original Soundtrack SPECIAL 25TH ANNIVERSARY EDITION


映画『アメリカン・グラフィティ (American Graffiti)』 [ジョージ・ルーカス (George Lucas) 監督作品 1973年制作] の背景となる音楽、そしてそれらを収録したサウンド・トラック盤『アメリカン・グラフィティ (41 Original Hits From The Soundtrack Of American Graffiti)』は、完璧な選曲だと思う。
そこにあるのは恐らく、誰もが想い描く1950年代のアメリカ (America In 50s) であって、選ばれた楽曲のどれひとつを選び出しても、甘くノスタルジックな郷愁を聴くモノに与えてくれる。しかもそれは、その当時をしらぬモノに対しても、だ。
では、このアルバム、映画『ピンク・フラミンゴ (John Walters' Pink Flamingos)』 [ジョン・ウォーターズ (John Waters) 監督作品 1972年制作] の背景を飾る楽曲群を収録した、本作品はどうなのだろうか。

[とは謂うモノの、結論めいた事は提出出来ていません。単なる憶え書き程度の、ぼくの個人的な宿題を列挙した駄文です。]

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2015年08月16日

"MONTREUX 93 / 94" by SEIGEN ONO ENSEMBLE


ミュージシャンとしての小野誠彦 (Seigen Ono) を知ったのは、ヴァージン・レコード (Virgin Records) がヴェンチャー (Venture Records) [1987年設立] と謂うニューエイジ・ミュージック (New Age Music) 専門レーベルを立ち上げた時だ。その第一弾作品として、デヴィッド・シルヴィアン (David Sylvian) とホルガー・シューカイ (Holger Czukay) のコラボレーション作品『プライト・アンド・プレモニション (Plight And Premonition)』と、同時に発売された。

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2015年07月19日

"JUNE 1, 1974" by KEVIN AYERS - JOHN CALE - ENO - NICO


この連載の流れのなかで、本作品がこの位置にあるのは、ニコ (Nico) が参加しているからだ。

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2015年06月21日

"Manfred Mann at Abbey Road 1963 to 1966" by Manfred Mann


収録された楽曲は、マンフレッド・マン (Manfred Mann) がイー・エム・アイ (EMI) 傘下のエイチ・エム・ヴイ (HMV) に所属していた時代に発表したシングル楽曲全曲と幾つかのEP収録楽曲等から編集されたアルバム。未発表楽曲も2曲収録されている。
ちょうど初代ヴォーカリストのポール・ジョーンズ (Paul Jones) 在籍時代だ。

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2015年05月17日

"MUSIC FROM THE ORIGINAL SCORES STRANGER THAN PARADISE AND THE RESURRECTION OF ALBERT AYLER" by JOHN LURIE MADE TO MEASURE VOL. 7


この作品の約半分、アナログ盤で謂うところのA面にあたる楽曲は、映画『ストレンジャー・ザン・パラダイス (Stranger Than Paradise)』 [ジム・ジャームッシュ (Jim Jarmusch) 1984年制作] に使用された音楽。
遺りの約半分、アナログ盤B面楽曲は、『エリザべシアン・フレージング・オヴ・アルバート・アイラー (The Elizabethan Phrasing Of Albert Ayler)』 [舞踊:キャロル・アーミテージ (KAROLE ARMITAGE) 1984?年制作] と謂う題名のダンス・パフォーマンスに起用された音楽。
そして、この2つの音楽作品を収録した本盤は、クラムド・ディスク ( Crammed Discs) の音楽シリーズ『メイド・トゥ・メジャー (Made To Measure)』の第7作。『メイド・トゥ・メジャー (Made To Measure)』とは、映像やパフォーマンスに供された音楽作品であって、基本的にインストゥルメンタル・ナンバー (Instrumental Music) を収録する習わしになっている。
と、謂うのが、この長々しい題名の作品集の、題名だけから解読できる事柄である。

前者が弦楽四重奏 (String Quartet) 楽曲による演奏が7曲。
後者が、サックス (Alto And Soprano Saxophone)、トロンボーン (Trombone)、ギター (Guitar)、ヴァイオリン (Violin) 2、ベース(Bass)、パーカッション (Percussions) 2、ドラムス (Drums)、9人編成の楽隊による演奏で4曲。
計11曲によって構成されている。

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2015年04月19日

"NIGHT TIME" by KILLING JOKE


この作品に横溢しているのは、ギター (Guitar) とビート (Beat) と、ヒロイズム (Heroism) だ。

凄く解り易い。
と同時に、極めて危険な状態に陥っている事も確かなのだ。

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2015年03月15日

『ジョー・ジョーンズ・トリオ feat. レイ・ブライアント (JO JONES TRIO)』 by ジョー・ジョーンズ (JO JONES)


本作品の主人公ジョー・ジョーンズ (Jo Jones) は、カウント・ベイシー・オーケストラ (The Count Basie Orchestra) [19341948年在籍] 出身のドラマー (Drummer) で、カウント・ベイシー (Count Basie) が率いていたスモール・コンボ、カンザス・シティ・セブン (Kansas City Seven) [19391944年] のメンバーでもあった。
と、同時に彼が在籍していた時代のカウント・ベイシー・オーケストラ (The Count Basie Orchestra) のリズム・セクション、つまり、カウント・ベイシー (Count Basie : p)、フレディ・グリーン (Freddie Green : g)、ウォルター・ペイジ (Walter Page : b) そしてジョー・ジョーンズ (Jo Jones : dr)は、オール・アメリカン・リズム・セクション (The All-American Rhythm Section) と称され、稀代の名リズム・セクション (Rhythm Section)と讃えられていたのである。

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2015年02月15日

『ライブ・イン・ジャパン (LIVE AT THE BUDOKAN)』 by イアン・ギラン・バンド (IAN GILLAN BAND)


この作品を聴く以前に、イアン・ギラン (Ian Gillan) が所属していたバンド、ディープ・パープル (Deep Purple) のライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン (Made in Japan)』 [1972年発表] は既に体験していたし、そのバンドは既になかった。彼が所属していたそのバンドから脱退した理由のひとつであるバンド内での確執の一方の当事者、リッチー・ブラックモア (Ritchie Blackmore) は自身のバンド、レインボウ (Rainbow) でのライヴ・アルバム『オン・ステージ (On Stage)』 [1977年発表] も、同時期にぼくは聴いていた。
時代はパンク (Punk) 〜ニュー・ウェイヴ (New Wave) 直前であって、その最初期に登場したバンド〜アーティストの作品の幾つかは既に耳にしていた頃だ。

『ライブ・イン・ジャパン (LIVE AT THE BUDOKAN)』 by イアン・ギラン・バンド (IAN GILLAN BAND)

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2015年01月18日

"Rockabye" by Robin Holcomb


ロビン・ホルコム (Robin Holcomb) と謂うアーティストは、ウェイン・ホーヴィッツ (Wayne Horvitz) の公私にわたるパートナーであって、ぼくがウェイン・ホーヴィッツ (Wayne Horvitz) を知ったのは、ジョン・ゾーン (John Zorn) の幾つもあるプジェクトのひとつであるネイキッド・シティ (Naked City) からだった。
つまり、ネイキッド・シティ (Naked City) のキーボーディストである、ウェイン・ホーヴィッツ (Wayne Horvitz) のプロデュサー・ワーク (Producer's Works) のひとつとして、この作品を聴いた訳だ。

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2014年12月21日

"BIRDY" Music from the Film by peter gabriel


この作品の主題である映画『バーディ (Birdy)』 [アラン・パーカー (Alan Parker) 監督作品 1984年制作]は未見。
純粋にピーター・ガブリエル (Peter Gabriel) の新作アルバムとして出逢い、そのままずっと、このままのつきあいだ。

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2014年11月16日

『ラジオのように (comme a la radio)』 by ブリジット・フォンティーヌ (BRIGITTE FONTAINE)


キーワードとしてあるのは「世界は寒い (Il fait froid dans le monde)」、たったこれだけだ。
[以下、引用する歌詞はこちらから。その翻訳はぼくが所有しているCDに掲載されている沢ちよこ (Chiyoko Sawa) の訳から転載した。]

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2014年10月19日

『ポーキュパイン [やまあらし] (PORCUPINE)』 by エコー & ザ・バニーメン (ECHO & THE BUNNYMEN)


彼らには、ユー・ツー (U2) になれなかったバンド、と謂う認識がある。
だが、ただ単純に謂ってしまえば語弊があるのは事実だ。ユー・ツー (U2) を目指し、ユー・ツー (U2) になれなかったバンドはごまんとあるのだし、しかもそれは過去の出来事ぢゃあなくて現在進行形 (Present Continuous) だ。

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2014年09月21日

"TERENCE TRENT D'ARBY'S NEITHER FISH NOR FLESH A SOUNDTRACK OF LOVE, FAITH, HOPE & DESTRUCTION" by TERENCE TRENT D'ARBY


ブライアン・ウィルソン (Brian Wilson) やケイト・ブッシュ (Kate Bush)、アンディ・パートリッヂ (Andy Partridge) やプリンス (Prince)、そしてもしかしてシド・バレット (Syd Barrett)。
彼らに連なる系譜のなかに、この拙稿の主人公であるテレンス・トレント・ダービー (Terence Trent D'Arby) を加えたいと謂ったら、納得してくれるだろうか。
つまり、ぼくは音楽における魔術に魅せられたばかりか、それを産み出す工房、すなわちレコーディング・スタジオ (Recording Studio) のマジック (Magick) に囚われてしまったヒトビトの系譜のなかに、彼を置いてみたいと想うのだ。

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2014年08月16日

“ALIEN SOUNDTRACKS” by CHROME


映画『エイリアン (Alien)』 [リドリー・スコット (Ridley Scott) 監督作品 1979年発表] のサウンド・トラック盤『エイリアン (Complete Original Motion Picture Soundtrack Alien)』 [音楽:ジェリー・ゴールドスミス (Jerry Goldsmith) 1979年発表] ではない。
その中で流れる音楽のカヴァー・アルバムでもない。個人的にはそんなコンセプトの作品はあってもいいと想う。
ことばに翻訳すれば"異形の映画音楽"とでもなるのだろう。
1977年の作品、バンドにとっては第2作である。

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2014年07月20日

『ワン・オブ・ア・カインド (ONE OF A KIND)』 by ブラフォード (BRUFORD)


以前、こちらで書いたユー・ケイ (U. K.) と謂うバンドの、続編のひとつ、ではない。
そのバンドは、当時のビル・ブルーフォード (Bill Bruford) が関わった、いくつものセッション・ワーク (Session Works) と同様に、大きな括弧の中に括ってしまった方が、良いと想う。
つまり、彼の初のソロ名義の作品『フィールズ・グッド・トゥ・ミー (Feels Good To Me)』 [1978年発表] の、素直な発展の系譜にこの作品『ワン・オブ・ア・カインド (One Of A Kind)』 [1979年発表] を置けばいいのだ。

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2014年06月15日

“ZINGALAMADUNI” by ARRESTED DEVELOPMENT


建前上の、音楽ジャンルとしての分類に従えば、黒人音楽 (African-American Music) のヒップホップ (Hip Hop)でありラップ・ミュージック (Rap Music) であると謂う位置づけにはなるのだろう。
だけれども、ぼくの中ではそおゆう場所に、彼らの居場所はないのだ。

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2014年05月18日

『2ND ALBUM』 by 頭脳警察


発せられたことばは単純だ。
誤解も曲解も、その可能性は殆どない。
だからと謂って、そのことばがまっすぐにこちらに飛び込んで来るかと問えば、必ずしもそうだとは断言出来ない。
そのことばを乗せて奏でられる筈の、メロディやリズムやビートと、激しくぶつかりあっているからだ。
その音楽は、ぼく達の耳に届くその前に、激しい軋轢と衝突を、自身のなかで、起こしてしまっているのだ。

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